2013年7月7日日曜日

La fete de la musique, le 22 juin


6/22(土)アンスティチュ・フランセ「音楽の日」に出演しました。

アンスティチュ・フランセの庭は、予想以上に心地よい場所でした。背の高い木々がざわざわ風に揺れるのを見ながら演奏しました。ギターの弦を押さえる左手にふわっと風が当たると、コード忘れたらどうしよう、とか、止まったらどうしよう、などの気持ちがふっと消えて、緊張から自由になれた気になり、なんだか沸々と楽しくなってくるのでした。どうやら、野外でのライブでテンションが上がるタイプのようです。かつてボッサ51時代、眼下に海が広がる稲村ケ崎のお宅のお庭で、闇に浮かぶ山々に向かって歌ったとき、それから何年か後、ウッフコック号で葉山の海小屋に出演し、背中に波の音シャワーを浴びながら演奏したとき・・・に次ぐ高揚感でした。海や山や木々や風に、自分の音の波長を合わせようとするあのかんじが、とても好きです。

芝生では家族連れがピクニックシートを広げて、のんびりくつろいでいました。演奏中、私の目の前で、フランス人?ハーフ?らしき男の子が、おなかを地面にこすりつけてぐるぐる回ったりして踊っていたのが、可愛らしかったです。「カエルの上に雨が降る」では、ギディギディしつこく歌っていると、何人かの子供たちが「ん?なにごと?」というかんじでだんだんこちらに注目してくれるのが見えたのも、うれしかったです。

演奏が終わった後は、屋台で生ビールとクスクスを買って、遊びに来てくれた友人知人たちと、大きなテーブルを囲みました。野外フェス気分満喫。クスクスには大根が入っていました。洋風の煮物に大根が入ってるの、好きです。

写真は、イラストレータの宮下めい子さんが撮ってくださいました。
メルシボクありがとうございました!

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