2013年4月2日火曜日

大倉山記念館で録音しました。

イトウマキさんのノコギリの音を録音しました。
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)。

大倉山記念館のホール。ここの舞台に立つのは、学生時代、ジャズシンガー河原厚子さんのセッションに参加したとき以来です。現高橋ピエールさんと初めていっしょに演奏したのもそのときでした。

ふたり占めするのはあまりにもったいない、レトロで素敵なホール。
はまっこカードの恩恵により、夜の部4時間で2,300円也。ありがとう横浜市。

課題は、ノコギリの弓の摩擦音をできるだけ抑えて録音すること。
知人のエンジニアさんからアドバイス頂いて試してみたかったことを、試してみたのでした。

この日は、ほぼノコの録音だけだったので、イトウマキさんの貧乏ゆすり運動量は、フルマラソン級だったと思います。ほんとうに、おつかれさまでした。

結局、弓の摩擦音問題は解決はできなかったのだけど、カエル曲はなんとか録音することができた、と思います。まだ昨日録音したものを聴き直していないのですが。

私はなんちゃって録音技師の他、鳥の声の演奏という大役を任されました。渾身のエンディング。鳥の気持ちになれたような気がしたのが、気のせいではないことを祈ります。

高台になまめかしくそびえる大倉山記念館、外観。

イトウマキさんの鳥ちゃん。オーストラリア出身。

2013年3月24日日曜日

Merci pour venir! ULBライブ@田園調布めだか空間

3月10日(日)Unknown Little Birdsライブ@田園調布めだか空間、お越しくださいまして、ありがとうございました。

直前直後に、亡くなりましたの知らせが二つと生まれましたの知らせが一つ。逆説的子守唄「Stay awake」を歌いながら、歌詞がいつもとは違った風に響いていました。

素敵なお宅と聞いていたのですが、予想を超えた素敵さだったため、最初は丹田のあたりがムズムズするような落ち着かなさだったのですが、部屋の鳴り気持ちよく、オーナーさんと建築家バーテンダーさんの細やかなサービス素晴らしく、お客さんはあたたかく、演奏が始まってしまえばリラックスできました。演奏後に頂いたプロお手製ケーキ、美味しかった~!

↓めだか空間オーナーHANAMIさんのブログです。この日のライブレポートも書いてくださっています。ありがとうございます!
HANAMI箱

以下、Unknown Little Birdsのセットリストです。
「2匹のクジラ」は、ヴァイオリン田中雄一氏の息吹により、新しい世界が生まれています。

マリーナにて
It might as well be spring詩人の魂うたかた猫横丁2匹のクジラStay awakeIl pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)霧の花びら

メルシボクありがとうございました!



写真は、共演したEvergreen circus黒木さんのお友達、小林仁さんに撮影していただきました。イトウマキさんの黒白ツートンのシャツと白ズボンのコーヂネート、ハクセキレイやツバメを思わせる小鳥っぽさで、いかしてます。


2013年3月17日日曜日

Merci pour venir! ウッフコック号ライブ@渋谷gee-ge

出演の依頼をいただいたイベントが火曜日。火曜日はコック長トガゼンの休日!というわけで、ウッフコック号、出航してきました。

新曲や新カヴァー曲、パーカッション入りで試してみたかったアレやコレやをてんこ盛りにしたプログラム。演奏中、会場の前の方から、励ましの汽笛の音が聞こえ、胸があつくなりました。ポッポー、ポッポー、ポ、ポ、ポ、、、火曜日の夜、そしてトリの鳥井さきこさん、インフルエンザのため急遽出演中止ということもあり、会場はかなり静かではあったのですが。

1920年代くらいのブルースやカントリー、選曲が渋すぎるギターデュオ、カルヴェロさん、激ウマ。もっと聴きたかったです。

急遽代役で出演された矢野あいみさん、出演者以外お客さんほとんどゼロの静かな会場の中で、すばらしく姿勢よく凛としてピアノを弾き語り、最後に深くおじぎされた姿が印象的でした。


ウッフコック号セットリストです。

Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Perky puppet patting-lap song
My uncle and his tiny bag
Le papillon -ちょうちょう-
みしなる
タチ
貝のふた
Paper snow

ご乗船ありがとうございました!

2013年1月28日月曜日

ご来場ありがとうございました。1/26@homeri



1月26日の「homeriでお茶会vol.5」お越しくださいまして、ありがとうございました。

四谷homeriは、飛騨高山の古民家から来ているという黒い柱とクリーム色の壁がヨーロッパを感じさせる素敵な喫茶店。どこを見ても可愛いものが目に入り、しかもとても落ち着く空間。近所にこんなお店があったらいいのになあ。

この日、キッズが3名来てくれることがわかっていたので、何か可愛らしい曲をと思い、たしかこれまでライブでは1回しか演ったことのないbossa 51時代の「Perky puppet patting-lap song」を、鳴らない指のリズムで歌ったり、正月明けからずっと練習していたKoomoonの「みしなる」カヴァーなど。PAなしのときは、お客さんや空間の気配をダイレクトに感じられて、自分の音の波調をそこに合わせるようなかんじになるのが楽しいです。

素敵なタイツを履いたnananeroliさんは、お店の雑貨の一部のようにキュートでした。あたたかい歌声。Love Attack Eveさん、リハのときから引き込まれました。特別な声の持ち主であるだけでなく、リズムの良さとか、曲の流れの自然さとか、音楽の基本的能力がかなり高い人と推測します。またライブ観たいとすごく思いました。

色紙にサインをとマスターの宮内さんに頼まれたけど絵がてんでからっきしな私。似顔絵名人のLove Attack Eveさんに似顔絵、描いてもらっちゃいました。色紙は置いてきたけれど、心の家宝にします。ありがとう!

私のセットリストです。

シャボン
Perky puppet patting-lap song
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Le papillon -ちょうちょう-
blue song
みしなる
Filled with you

メルシーボクありがとうございました。

2013年1月2日水曜日

今年もよろしくお願いします。



明けましておめでとうございます。

昨年中はたいへんお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

夫のトガゼンによるイラスト年賀状。
フランス語が読めないよ、というクレーム、
ちらほら頂いております。
相変わらずのフランスかぶれで、すみません、ザーマス。

水色で書かれているのは去年ウッフコック号がカヴァーした「Maladie d'amour(恋の病)」の一節です。

『恋とは、茂みに隠れる灰色のヘビのようなもの。
起こしたら咬みつくから、突っついたらだめよ。』

ヘビが出てくるので、選びました。


2013年が少しでも不安のない、暮らしやすい世の中になりますように。
家族と友人知人、とその家族が、元気でいてくれますように。

今年も歌を作りたいです。
次の曲と、次の次の曲の、アイディアだけはおぼろげにあり。
その前に、コピーしたい曲がひとつと、カヴァーしたい曲がひとつ。

実家の両親はまだ元気でいてくれて、私はおおむね健康。
今年も音楽ができるなんて、ほんとうに幸せです。

2012年12月22日土曜日

ご来場ありがとうございました!12/22 ULBライブ@nolla cafe



ギュウギュウ、ムギュムギュの大入り満員。熱気、蒸気立ち込めるノラカフェらしい夜になりました。朝からの雨も午後には止んで、ハチも自転車で連れて来てもらえて、よかったです。

出演者とお客さんの距離がとても近いノラカフェ。いろんな出会いがありました。店主あだちさんがセレクトしてくださる対番アーティストさんがいつも楽しみで、たくさん刺激を受けました。今回のtoncoさんも、シンプルな、ときにはバッハとかも思わせるような音使いが洗練されていて、歌には独特のやわらかい世界があって、素敵でした。

Unknown Little Birdsは、気合いをいれて、ヴァイオリンの田中氏、村川さんからお借りしたネコリョミン、イトウマキさんが新たにゲットした愛らしい声の鳥ちゃん・・・とオールスターズで臨みました。楽しんでもらえていたらいいなあと思います。

白楽のノラカフェがなくなってしまうのはとても寂しいですが、富山ノラカフェに遊びに行く日を楽しみに、また日々大切に過ごしていきたいです。

Unknown Little Birdsのセットリストです。

Dear old pal of mine
It might as well be spring
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Clock
猫横丁
うたかた 
ラ・ポワール
シャボン
ラムのラブソング

2匹のクジラ(無理やりアンコール)

メルシボクありがとうございました。
安達さん、新しいお店、楽しみにしています。

Photo by コイワズライの三宅さんです。メルシ!



フライヤ by イトウマキさんです。

2012年12月3日月曜日

11/23ふるんの小部屋、ご来場ありがとうございました!

初めてのストロボカフェ。譜面台やシールド、モニタスピーカーが白くて、白い壁には鳥が飛んでいて、椅子やクッションは楽しくなるポップな色づかいで、素敵な場所。いつか、あの白いローズを弾いてみたいです。

演奏後、他の出演者やそのファンから、たくさん声をかけてもらえて、うれしかったです。ひとり旅と同じように、ぶらりひとり演奏も新しい人と出会えやすいのかもしれません。ひとり旅は、ちょっと寂しいけど楽しい。ゆるゆると、弾き語りソロも、続けていけたらと思います。

共演のkiwis、La Turbo、堪能しました。
kiwisは、ウッドベース、アコギ、ヴォーカル&グロッケンという編成の、とってもかわいいバンド。3人の音楽へ向かうピュアな心が放つ輝きに見惚れました。あれは、若さ?なのでしょうか。いつまででも聴いていられるような音楽だと思いました。La Turboはギュッと引き締まったサウンドで、kiwisと同じくちょっとジャジーで、最初から最後まで美味しいコース料理を食べるように楽しませてくれました。「散歩に出かけよう(タイトルうろおぼえでごめんなさい)」という曲が特に心に残っています。


私のセットリストです。

港が見える丘
Melodia
Le papillon -ちょうちょう-
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
シャボン
Filled with you
La poire
貝のふた
Paper snow

メルシボクありがとうございました。

Photo by ふるんさんです。

2012年11月30日金曜日

ウッフコック号ライブ動画 11/14@鈴ん子屋

先日の池袋鈴ん子屋でのウッフコック号ライブ、コイワズライの三宅さんがこっそり動画を撮ってくださっていました。

maladie d'amour

Paper snow

アンリ・サルヴァドールのナンバーmaladie d'amour(恋の病) のイントロとエンディングでトガゼンが吹いている口笛は、クロウタドリのものまね、のつもりです。ビートルズの歌にも出てくるクロウタドリ(blackbird)。2年ほど前、縁あって合計3カ月ほど滞在したフランスのトゥールにも、この鳥たくさんいました。ほんとうに歌うように鳴くんです。その美声には、メロメロになりました。

動画の中、エンディングのところで、会場からもうひとつ鳥の声が聞こえてくることに、気がつきました。しかもすごい上手!声はすれども姿は見えない鳥の声。たぶんあの方じゃないかしら、と思うのですが・・・ふふ。

楽しかった日の記録ができました。
三宅さん、ありがとう!

↓以下、ライブレポート。

11/14のウッフコック号ライブへいらしてくださった方々、企画してくださったコイワズライの三宅さん、宮内さん、すてきな音響の鈴ん子屋さん、ありがとうございました。

朝、トガゼンが働く店にトラブルがあり、何度も何度も、オーブンの点け方を電話で説明するトガ。電話が鳴るたびにビクビクするわたしたち。ほんとうに、今日トガ出演できないかも、そしたらひとりでやらなくちゃ、と一時は思いました。こわかった。でも、無事に出航することができて、よかったです。神様、ありがとう。

渾身の、でも心配もあったアンリ・サルバドールのナンバー「Maladie d'amour(恋の病)」のカヴァーが意外に評判がよくて、うれしかったです。この曲のアレンジは、かなりproduced by トガゼン。歌の譜割について、クレオールのリズムを要求され、それが難しくてなかなかできなくて(今はもう、好き勝手に歌っていますが)、イライラしたり、挙句の果てに、「どうせわたしはギターが下手だ」と要らぬエネルギーを使ったことが、あったような、なかったような、夫婦舟。でも鈴ん子屋では、1分1秒過ぎる時間が愛おしい、私にとってはそんなライブになりました。

観るたびに、どんどんよくなるコイワズライの二人。音楽が大好きで、ソウルがあって、音が気持ちいい。いつも、励まされるような気持ちになります。

加藤士文さんは衝撃でした。人は、こんなにも、自由にしてもいいんだ、自由になれるものなんだ、と。混じり気なしの、ほんもののクリエーター。これからの彼の活動に、注目していきたいです。

ウッフコック号のセットリストです。

Habanera
My uncle and his tiny bag
Maladie d'amour
Melodia
Filled with you - with コイワズライ三宅さん
Blue song - with コイワズライ宮内さん
貝のふた
Paper snow

(アンコール)
窓の外は雨


メルシボク。またのご乗船をお待ちしております。


2012年11月18日日曜日

「情熱のピアニズム」

ジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映画「情熱のピアニズム」、最終日のレイトショーに間に合いました。@黄金町ジャック&ベティ。監督は、「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォード。

ピアノを弾くペトルチアーニの姿。頭と手だけが弾いているようにも、手だけが別の生き物のようにも見えるのですが、もちろん頭や手だけでピアノが弾けるわけがなく、体の他の部分にかかっている力のことを思うと、ドキドキするような、怖いような気持ちになりました。

音楽に愛され、音楽そのものであった天使、としてだけではなく、相当悪いところもあった人としても、描かれていました。

酷い去られ方をしたらしい元妻、元恋人たちが、ペトルチアーニを語る時みな、キラキラした夢見るような表情になることには、いちいち号泣。

音楽だけでなく、語学においても天才だったようです。フランスからアメリカに渡って半年後には、スラングも使いこなし、訛りのない完璧な英語を話したとか。ラジオを聞いて覚えたんだとか。なんとも、羨ましい、と思ってしまいました。

全体的には、ジャズへの憧れを強くかきたてる映画でした。ペトルチアーニの子供の頃からのアイドルである巨匠たちが、こぞって彼と演奏したがったジャズ黄金期の終焉の頃。ああ、ヴィレッジ・ヴァンガードとかでライブ観たかったなあ、と思います。

2012年10月1日月曜日

「キリマンジャロの雪」

台風一過、まぶしい青空が広がっています。朝から、近くの学校の運動会の練習の音が響いています。私が住んでいる地域は学校が多く、地形に高低差があるので初めて行く人はわかりにくいらしく、よく学生さんに道を聞かれます。ふふ、浜っ子の私をよくぞ見つけて道が聞けて、あなたはラッキーね、という気持ちで親切に教えてあげるのですが、後で間違っていたことに気づくことが、よくあります。昨日もありました。やさしい人に道聞けたから大丈夫、とうれしそうにお友達に電話していた中学生女子ふたり組、ほんとうにごめんなさい。

最近は、Unknown Little Birdsのためにというつもりで、新しい曲を作り始めました。曲を作りたいと思っているのに何もないときは、頼りなく落ち着かない気持ちなのですが、それでもしつこく思って、想って、集中して、待っていると、必ずぽろっと種が落ちてきて、種が落ちると、ほっとするような、わくわくするような気持ちになります。種は育つときもあるし、育たないときもあります。あいかわらずのカタツムリよりスローペースで、自分でもなんだかなあ、と思うのですが、歌ができたときは、いつもとてもうれしい。から、続いているんでしょうね。

少し前ですが、黄金町のジャック&ベティで「キリマンジャロの雪」という映画を観ました。舞台はタンザニアではなく、マルセイユ。裕福ではないけれど素朴で善良な人々が登場します。憎しみの連鎖を断ち切ることができる幸せな人々。たぶん、中国での反日デモの報道でどんより苦しい気持ちになっていたためもあるのでしょう、じんわりと、浸みました。主人公夫婦の家、子供たち家族の家、友人の家、どの家からも港や海が見えるんです。私も、あの人達の世界に入って、ベランダでゆっくり食事したり、夕陽を見ながらパスティスを飲みたいと思いました。

同じ監督の「マルセイユの恋」が見たくてTSUTAYAで探したのですが置いてなくて、残念です。VHSしかないみたい。ジャック&ベティで次に観たい映画は、「屋根裏部屋のマリアたち」と「情熱のピアニズム」。「情熱のピアニズム」は、私は知らなかったんだけどミシェル・ペトルチアーニというジャズピアニストのドキュメンタリー。全身の骨が折れた状態で生まれ身長は成人してからも1メートルしかなく、そしてなんと、女ったらし!だったピアニストだそうです。監督は「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォードなので、期待が高まります。