2012年12月22日土曜日

ご来場ありがとうございました!12/22 ULBライブ@nolla cafe



ギュウギュウ、ムギュムギュの大入り満員。熱気、蒸気立ち込めるノラカフェらしい夜になりました。朝からの雨も午後には止んで、ハチも自転車で連れて来てもらえて、よかったです。

出演者とお客さんの距離がとても近いノラカフェ。いろんな出会いがありました。店主あだちさんがセレクトしてくださる対番アーティストさんがいつも楽しみで、たくさん刺激を受けました。今回のtoncoさんも、シンプルな、ときにはバッハとかも思わせるような音使いが洗練されていて、歌には独特のやわらかい世界があって、素敵でした。

Unknown Little Birdsは、気合いをいれて、ヴァイオリンの田中氏、村川さんからお借りしたネコリョミン、イトウマキさんが新たにゲットした愛らしい声の鳥ちゃん・・・とオールスターズで臨みました。楽しんでもらえていたらいいなあと思います。

白楽のノラカフェがなくなってしまうのはとても寂しいですが、富山ノラカフェに遊びに行く日を楽しみに、また日々大切に過ごしていきたいです。

Unknown Little Birdsのセットリストです。

Dear old pal of mine
It might as well be spring
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Clock
猫横丁
うたかた 
ラ・ポワール
シャボン
ラムのラブソング

2匹のクジラ(無理やりアンコール)

メルシボクありがとうございました。
安達さん、新しいお店、楽しみにしています。

Photo by コイワズライの三宅さんです。メルシ!



フライヤ by イトウマキさんです。

2012年12月3日月曜日

11/23ふるんの小部屋、ご来場ありがとうございました!

初めてのストロボカフェ。譜面台やシールド、モニタスピーカーが白くて、白い壁には鳥が飛んでいて、椅子やクッションは楽しくなるポップな色づかいで、素敵な場所。いつか、あの白いローズを弾いてみたいです。

演奏後、他の出演者やそのファンから、たくさん声をかけてもらえて、うれしかったです。ひとり旅と同じように、ぶらりひとり演奏も新しい人と出会えやすいのかもしれません。ひとり旅は、ちょっと寂しいけど楽しい。ゆるゆると、弾き語りソロも、続けていけたらと思います。

共演のkiwis、La Turbo、堪能しました。
kiwisは、ウッドベース、アコギ、ヴォーカル&グロッケンという編成の、とってもかわいいバンド。3人の音楽へ向かうピュアな心が放つ輝きに見惚れました。あれは、若さ?なのでしょうか。いつまででも聴いていられるような音楽だと思いました。La Turboはギュッと引き締まったサウンドで、kiwisと同じくちょっとジャジーで、最初から最後まで美味しいコース料理を食べるように楽しませてくれました。「散歩に出かけよう(タイトルうろおぼえでごめんなさい)」という曲が特に心に残っています。


私のセットリストです。

港が見える丘
Melodia
Le papillon -ちょうちょう-
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
シャボン
Filled with you
La poire
貝のふた
Paper snow

メルシボクありがとうございました。

Photo by ふるんさんです。

2012年11月30日金曜日

ウッフコック号ライブ動画 11/14@鈴ん子屋

先日の池袋鈴ん子屋でのウッフコック号ライブ、コイワズライの三宅さんがこっそり動画を撮ってくださっていました。

maladie d'amour

Paper snow

アンリ・サルヴァドールのナンバーmaladie d'amour(恋の病) のイントロとエンディングでトガゼンが吹いている口笛は、クロウタドリのものまね、のつもりです。ビートルズの歌にも出てくるクロウタドリ(blackbird)。2年ほど前、縁あって合計3カ月ほど滞在したフランスのトゥールにも、この鳥たくさんいました。ほんとうに歌うように鳴くんです。その美声には、メロメロになりました。

動画の中、エンディングのところで、会場からもうひとつ鳥の声が聞こえてくることに、気がつきました。しかもすごい上手!声はすれども姿は見えない鳥の声。たぶんあの方じゃないかしら、と思うのですが・・・ふふ。

楽しかった日の記録ができました。
三宅さん、ありがとう!

↓以下、ライブレポート。

11/14のウッフコック号ライブへいらしてくださった方々、企画してくださったコイワズライの三宅さん、宮内さん、すてきな音響の鈴ん子屋さん、ありがとうございました。

朝、トガゼンが働く店にトラブルがあり、何度も何度も、オーブンの点け方を電話で説明するトガ。電話が鳴るたびにビクビクするわたしたち。ほんとうに、今日トガ出演できないかも、そしたらひとりでやらなくちゃ、と一時は思いました。こわかった。でも、無事に出航することができて、よかったです。神様、ありがとう。

渾身の、でも心配もあったアンリ・サルバドールのナンバー「Maladie d'amour(恋の病)」のカヴァーが意外に評判がよくて、うれしかったです。この曲のアレンジは、かなりproduced by トガゼン。歌の譜割について、クレオールのリズムを要求され、それが難しくてなかなかできなくて(今はもう、好き勝手に歌っていますが)、イライラしたり、挙句の果てに、「どうせわたしはギターが下手だ」と要らぬエネルギーを使ったことが、あったような、なかったような、夫婦舟。でも鈴ん子屋では、1分1秒過ぎる時間が愛おしい、私にとってはそんなライブになりました。

観るたびに、どんどんよくなるコイワズライの二人。音楽が大好きで、ソウルがあって、音が気持ちいい。いつも、励まされるような気持ちになります。

加藤士文さんは衝撃でした。人は、こんなにも、自由にしてもいいんだ、自由になれるものなんだ、と。混じり気なしの、ほんもののクリエーター。これからの彼の活動に、注目していきたいです。

ウッフコック号のセットリストです。

Habanera
My uncle and his tiny bag
Maladie d'amour
Melodia
Filled with you - with コイワズライ三宅さん
Blue song - with コイワズライ宮内さん
貝のふた
Paper snow

(アンコール)
窓の外は雨


メルシボク。またのご乗船をお待ちしております。


2012年11月18日日曜日

「情熱のピアニズム」

ジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映画「情熱のピアニズム」、最終日のレイトショーに間に合いました。@黄金町ジャック&ベティ。監督は、「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォード。

ピアノを弾くペトルチアーニの姿。頭と手だけが弾いているようにも、手だけが別の生き物のようにも見えるのですが、もちろん頭や手だけでピアノが弾けるわけがなく、体の他の部分にかかっている力のことを思うと、ドキドキするような、怖いような気持ちになりました。

音楽に愛され、音楽そのものであった天使、としてだけではなく、相当悪いところもあった人としても、描かれていました。

酷い去られ方をしたらしい元妻、元恋人たちが、ペトルチアーニを語る時みな、キラキラした夢見るような表情になることには、いちいち号泣。

音楽だけでなく、語学においても天才だったようです。フランスからアメリカに渡って半年後には、スラングも使いこなし、訛りのない完璧な英語を話したとか。ラジオを聞いて覚えたんだとか。なんとも、羨ましい、と思ってしまいました。

全体的には、ジャズへの憧れを強くかきたてる映画でした。ペトルチアーニの子供の頃からのアイドルである巨匠たちが、こぞって彼と演奏したがったジャズ黄金期の終焉の頃。ああ、ヴィレッジ・ヴァンガードとかでライブ観たかったなあ、と思います。

2012年10月1日月曜日

「キリマンジャロの雪」

台風一過、まぶしい青空が広がっています。朝から、近くの学校の運動会の練習の音が響いています。私が住んでいる地域は学校が多く、地形に高低差があるので初めて行く人はわかりにくいらしく、よく学生さんに道を聞かれます。ふふ、浜っ子の私をよくぞ見つけて道が聞けて、あなたはラッキーね、という気持ちで親切に教えてあげるのですが、後で間違っていたことに気づくことが、よくあります。昨日もありました。やさしい人に道聞けたから大丈夫、とうれしそうにお友達に電話していた中学生女子ふたり組、ほんとうにごめんなさい。

最近は、Unknown Little Birdsのためにというつもりで、新しい曲を作り始めました。曲を作りたいと思っているのに何もないときは、頼りなく落ち着かない気持ちなのですが、それでもしつこく思って、想って、集中して、待っていると、必ずぽろっと種が落ちてきて、種が落ちると、ほっとするような、わくわくするような気持ちになります。種は育つときもあるし、育たないときもあります。あいかわらずのカタツムリよりスローペースで、自分でもなんだかなあ、と思うのですが、歌ができたときは、いつもとてもうれしい。から、続いているんでしょうね。

少し前ですが、黄金町のジャック&ベティで「キリマンジャロの雪」という映画を観ました。舞台はタンザニアではなく、マルセイユ。裕福ではないけれど素朴で善良な人々が登場します。憎しみの連鎖を断ち切ることができる幸せな人々。たぶん、中国での反日デモの報道でどんより苦しい気持ちになっていたためもあるのでしょう、じんわりと、浸みました。主人公夫婦の家、子供たち家族の家、友人の家、どの家からも港や海が見えるんです。私も、あの人達の世界に入って、ベランダでゆっくり食事したり、夕陽を見ながらパスティスを飲みたいと思いました。

同じ監督の「マルセイユの恋」が見たくてTSUTAYAで探したのですが置いてなくて、残念です。VHSしかないみたい。ジャック&ベティで次に観たい映画は、「屋根裏部屋のマリアたち」と「情熱のピアニズム」。「情熱のピアニズム」は、私は知らなかったんだけどミシェル・ペトルチアーニというジャズピアニストのドキュメンタリー。全身の骨が折れた状態で生まれ身長は成人してからも1メートルしかなく、そしてなんと、女ったらし!だったピアニストだそうです。監督は「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォードなので、期待が高まります。

2012年9月4日火曜日

ご来場ありがとうございました。



昨日のライブイベント「グリニッヂ・ファンクラブ vol.2」へ足を運んでくださった方、ありがとうございました。
最後に出演された紫織さんのバンドメンバー以外はオール女子。娘にもなれるような年頃のみなさんに混ぜてもらって、女子高文化祭的甘酸っぱい気持ちを、勝手に感じていました。
ステージに立つシンガーそれぞれに、20代前半の頃の自分の姿を、勝手に見たりもしました。音楽をやるときに、気持ちが音楽よりも少し先の方、というか上の方にある。でもその上ずり気味はみ出し気味の気持ちが、いろんな場所に連れていってくれ、いろんな人に会わせてくれたことだったな。そんなことを思いました。例えばあと10年くらいして、今の自分が歌っているヴィデオとか見て、ああ、上ずってるなー、とかきっと思うんでしょうね。

女の子が歌うのを見るのが好きです。踊るのを見るのはもっと好き。

セットリストです。

貝のふた
Paper snow
窓の外は雨
Le papillon -ちょうちょう-
シャボン
Filled with you


Photo by 黒豆岳史さんです。

メルシーボクカムサハムニダ。
どうもありがとうございました。

2012年8月20日月曜日

新曲「貝のふた」



新しい曲を録音しました。「貝のふた」。

piano & vocal by 小嶋佐和子、です。

この曲を作っていたためか、今年の夏はよく海に行きました。よく貝を食べました。
先日、実家に帰ったときには、家族を巻き込んで海へ貝採りにも。
そのことについてはまた、ここに少し書きたいです。

しばらく前に「Lambchop」というバンド(オルタナ・カントリーというジャンルだそうです)の「Mr. M」というCDを気に入ってずっと聴いていて、最初そんな雰囲気を目指して作り始めたのですが、作っているうちに違う方向へ。

録音については相変わらずなんだかよくわからないままの手探りで、原因不明のヒズミやノイズに何度も途方にくれつつ、やっぱりよくわからないのですが、だんだん慣れて上手になっていくのでしょうか。どうなんでしょうか。

波の音を入れたかったのですが、葉山で録音したものは風の音ばかりボワンボワンして使いものにならず。代わりに、意図しないセミの音がけっこう大きく入っちゃってます。パソコンだと、どうかな、聞こえるかな。

この曲についても、ト画伯にイラストを依頼しました。完成したらまた、YouTube用の動画を作る予定です。

次は、Unknown Little Birdsのための曲を書きます。シンプルでかわいいのを作りたいです。

写真の貝殻は、葉山の一色海岸にある「Blue Moon」のカウンタのところで撮りました。「Blue Moon」ではシンガポール風チキンライスやゴーヤの天ぷらを食べました。とても美味しかったです。

2012年7月15日日曜日

「Paper Snow」動画完成



楽曲をネットに載せるんだったらYouTubeがいいよとアドバイスをもらってなるほどと思ったのが昨年末。トガゼンのイラストは早くに仕上がっていたのだけど、編集作業やらYouTubeへの登録作業やらに重い腰がなかなか上がらず、数か月が瞬く間に経過し、季節はずれのsnowですけれど。

ロートレックへのオマージュ&フランスでの生活へのノスタルジー、特にフランスの煙突へのノスタルジーあふれる仕上がりとなっています。

Il aime les cheminées françaises. 
彼はフランスの煙突が好きです。

ウッフコック号の「コック」の綴りを確認するため辞書をひいたら、「卵の殻(oeuf a la coqueで半熟玉子という意味です)」以外に、「船体」という意味もあることを発見し、うれしくなりました。そうですよね、そういえば、飛行機や船の操縦席はcockpitって言いますね。 



2012年6月23日土曜日

ULB@ノラカフェ ご来場ありがとうございました。



雨の中足をお運びくださいまして、ありがとうございました。
店主あだちさん、黒猫のハチを雨の中徒歩にて運搬、おつかれさまでした。

前の晩からずっと雨が降り続いていて、朝も雨。気圧のせいかトロットロと眠くてしかたがなく、ライブの日だというのに、朝ごはん食べてからまた、昼頃まで寝てしまった。そしてノラカフェに着いたら、モーレツな眠気でぐらんぐらんになっているイトウマキさんが、猫になりたそうにしていました。だけどこの日は、子守唄2曲を含む超スローな曲中心のステージ。

音楽家のお客さまたくさんで、熱気ムンムンでした。いちばん前のお客さんとの距離、約50cm。そのスペースに慣れるまでは体がモゾモゾ、ギクシャクとして落ち着かないのですが、だんだんムギュムギュの密着感が気持ちよく楽しくなってくるのが、ノラカフェ。

あだちさんが選んでくださる対バンのアーティストさんを聴くのも、毎回の楽しみです。初めましての千春さん。陰影のあるコード、「詩」のように進行する歌詞、でも歌謡曲風のメロディもあったり。線が細いけど力強い音楽。最初、オープンチューニングかな、と思ったけど違いました。普通チューニングでもああいう響きやフレーズができるんだな。ちょうど、今作っている曲の次の曲はオープンチューニングで書いてみたいとぼんやり思っていたところなので、もしマネできたらしてみたいと思いました。

Unknown Little Birds、音源ないんですか?と3人もの方に聞かれて、うれしかったです。

Photo by 松野さんです。ありがとうございました!
写真ではわからないのですが、私のワンピースは猫柄です。先月訪れた韓国で買いました。ソウルの三清洞というエリアはワンピース天国、しかもかなりのプチプライスなので、かなりコーフンしました。もっと買っておけばよかったなあ。

セットリストです。

マリーナにて(鳥 by 田中雄一さん)
Stay Awake
Une chanson douce
Coffee in the morning
2匹のクジラ
I don't want to play in your yard
Clock
blue song
Dear old pal of mine

メルシーボクカムサハムニダ。
ありがとうございました。

2012年6月3日日曜日

ご来場ありがとうございました。


祖師谷大蔵Cafe MURIWUI。初めてのお店はいつもすごく緊張するのに、しかもソロなのに、リラックスしていました。風がよく通り抜けるお店。控え目なPAの音量と、自分の音が後ろから聴こえるかんじが好きです。

初めて聴くKOOMOONの音楽。どこの国かはわからないけどエキゾチック&吸い込まれるようなグルーブ感、変拍子っぽいキメとか、シンプルでシュールな歌詞とか、かっこよかっです。

ライブ前の談笑中、KOOMOONコーラスのひろたさんがシャボン玉液を持っていらっしゃるのを発見!お願いして、私の曲「シャボン」でシャボン玉を飛ばしてもらいました。夢ひとつかないました。

セットリスト:
窓の外は雨
Clock
Le papillon -ちょうちょう-
ハバネラ(with KOOMOONてっぺいさん)
2匹のクジラ(with イトウマキさん)
blue song(with イトウマキさん)
filled with you
シャボン(シャボン玉 by ひろたさん&つるつるさん)

メルシーボクカムサハムニダ。
ありがとうございました。