2010年12月20日月曜日

ロンドンは大雪

昨日、飛行機でロンドンからフランスのTOURSに移動する予定だったのですが、雪のためフライトがキャンセルになりました。で、まだロンドンにいます。
朝から細かい粉雪が降り始め、少し心配ではあったのですが、BBCの天気予報はlight snow。Stansted空港と航空会社Ryanairのサイトをぎりぎりまでチェックして、通常運行を確認してから、朝11時頃出発しました。
空港に向かう急行電車Stansted Expressが出発すると、窓の外は一面の雪景色。わーーー、きれい!と、そのときは思っていたのでした。

問題なくチェックインして、ギターも指定された場所に預けて、手荷物検査も済ませ、さあ最後のイギリスビールを飲むためパブに向かおうとしたそのとき、canceled... canceled...という人々の声が聞こえ、案内ディスプレイを見ると、ああ、TOURS行きの飛行機もキャンセルになっている! 

係員の誘導で、ゾロゾロと行列して搭乗エリアの外に出ました。まずは荷物を取り戻さなければなりません。荷物が出てくるクルクル回るベルトは6個くらいあって、そのほとんどはフライト名がディスプレイに表示されていない。つまり、ごっちゃごちゃ。持ち主の見つからない荷物がどんどん床に追いやられていきます。ギターは特別荷物として別の場所から出て来たのでよかったのですが、ボストンバッグがなかなか見つからない。待ち、探し、自分のバッグが見つかったときは、うれしかったです。さあ次は、ロンドン市内まで帰らなくちゃいけない。

Stansted Expressのプラットホームに着いたとき、ちょうど前の電車が出たところでした。しかし、その後の電車が、来ない。30分、1時間(通常Stansted Expressは15分間隔で運行しています)。雪嵐が止む気配はありません。だんだん、腰から下がジーーーンと、芯から冷えてきます。ときどきアナウンスが流れるのですが、ノイズが多い早口の英語を聞き取れないので、近くにいる英国人らしき人に、その都度、「今なんて言ったの?」と聞いて教えてもらいます。16時50分到着の予定が、17時半予定になり、17時50分予定になり、18時予定になり、18時7分予定になり。ついに電車がホームに到着したときには、拍手喝采!!!ヒュ~イ!と口笛を吹く人も。結局2時間以上ホームで行列していました。寒かった。電車は、途中何回も止まるのでヒヤヒヤしましたが、無事Liverpool Street駅に到着しました。

明日朝8時発のEurostarに乗ってパリ経由でTOURSに向かいます。Eurostarも雪と凍結のため遅れやキャンセルが出ているみたいです。さらに、さっきサイトをチェックしたところ、今日から24日までのチケットの発売をストップしたと。私は昨日ギリギリで買えたのでした。

イギリスはここ80年でいちばん寒い冬を迎えているのだそうです。

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