2014年3月31日月曜日

ブログ引っ越してきました。

ホームページのリニューアルにあわせて、ブログをこちらのbloggerに引っ越しました。

↓古い記事はここでご覧いただけます。
http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/oeuf12

少しずつ、手作業でこちらに移動しようと思っています。

bloggerを選んだのは、無料でも広告表示がなく、ひととおりの機能が揃ってそうだったから。

googleのアイコンに使わせて頂いた写真は、by Kyarry+さんです。昨年大阪ミリバールギャラリーでの彼女の個展で演奏したときに、撮って頂きました。

リニューアルするホームページは、コンテンツはほぼできて、新作のジャケットのデザインができるのを待ってまもなくアップできると思います。FTPサーバの設定やらがどきどきです。

新作ジャケットについては昨日、ディレクタ佐久間氏とほぼ最終確認しました。かなり素敵に仕上がりそうです。

2014年3月19日水曜日

メルシボクドラエモン。

またまた持田裕子さんのことを。
私の新作「貝のふた」について少し、そして動画「みしなる」をご自身のブログで紹介してくださいました。
↓よろしければご覧ください。
http://ameblo.jp/growinggreen/entry-11797862543.html

今、私のすぐ目の前にあるハードルは・・・公式ホームページのリニューアルです。
コック業が超多忙なトガゼンにはちょっともう頼めないかなーというわけで、重い腰をエイヤと上げて奮闘中。
web制作はまったくの素人、超初心者です。
しばらくの間、突然コンテンツが消えたり、そんなトラブルがあるかもしれませんが、お許しくださいね。
表紙のイラストはト画伯が描いてくれました。なぜだか、藤子不二雄先生へのリスペクトに満ちた仕上がりになってます。公開めざして、がんばる象。

2014年3月13日木曜日

ミツバチのささやき

持田裕子さんについての記事の続きです。

私の新作「貝のふた」を聴いて持田さんが送ってくれた感想の一部を彼女の許可を得て抜粋します。

・・・・
かなり前の映画ですが、ミツバチのささやき、っていう
ビクトル・エリセっていうスペインの監督の映画があって、
そこで、小さな少女、アナ・トレントちゃんが
フランケンシュタインと出会うときの顔がうつった
ポスターや画像が巷でたくさん出てたから、
映画観てなくても、その顔くらいは見たことあるかもしれません。
あの彼女のたたずまいを想い出します。
こわくても、動じずに、見据えるまなざし。そのピュアさ。

こじまさんの音楽は、少女のものであり、大人のものでもあり、
おばあちゃんになっても楽しめるものだと思うけど、
そんなピュアな、生な、
今ふうにいうと、ガチな、っていうんですかね、
そんな向き合い方、対峙の仕方が、いいなあって
・・・・

「ミツバチのささやき」は気になる映画ではあったのですが、まだ見たことがなくて、良い機会と思いamazonで中古のVHSをポチッと買って、観ました。

すべてのシーンを切り取って部屋に飾りたくなるような、美しい映画です。芸術のレベルとして、私の音楽とはまったく次元の違う素晴らしさなのですが、どうにも親しいと感じる部分が多く見つかりました。というのも、全編を通してたびたび現れる黄色っぽい光が、実家のアルバムの中にある、記念日ごとに撮影された教会の中での写真の色になんだかとっても似ているから。

アナ・トレントちゃんの寝巻は、洗礼式や初聖体のときに着せられた白いテロンとした素材の服にあまりにもそっくりだし、お父さんときのこ狩りに行く森は、今もうちのキッチンの壁に貼ってある写真の中の菊ヶ浜の松林によく似ているし、小学校の先生のスペイン人特有の大らかな笑い皺は、小さな町のスペイン系ミッションスクールで15年を過ごした私には、どうにも、見たことあるような気がする、のでした。

黄色い光やなんかは、カヴァー曲「みしなる」で期せずして向き合うことになってしまった風景とつながっているような気がしていて、持田さんはそれを嗅ぎとったのでしょうね。カトリック育ちということくらいしか、話した覚えはないのですが。

「ミツバチのささやき」は高校のときにレイトショーで一回見たきり、なのに、私の「貝のふた」を聴いてこの映画を思い出したそうです。なんだかわからないけど、すごい。驚くべき鼻の持ち主です。

緻密で、愛そのもので、心の奥に直に届き、つい口ずさみたくなる持田裕子さんの音楽。2枚のCDがマドレーヌ・レコードで入手可能です。
こちらをご覧ください。

2014年3月12日水曜日

いのちの花かんむり

リリース間近のレーベルの仕事に、著名人や音楽業界関係者にデモ音源を送り聴いてもらってコメントを頂く、というのがあります。宣伝・販売においてそれが大切だということは私にもわかるのですが、多忙な方々をつかまえて、無償で(もしかして、大手ではお金のやり取りがあるのでしょうか?)コメントを依頼するのは、気の弱い私にはなかなかの難関でした。

軽く10年以上ご無沙汰してしまった方がほとんどでしたが、私の長期間ぶりのリリースを喜んでくださり、あたたかいコメントを寄せて頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです。

もっとも尊敬するシンガーソングライターのひとり、持田裕子さんにもコメントのため音源を聴いてもらい、たーーーーーーくさんの、まばゆい言葉をもらいました。友達なので、90%くらいは差し引いて受け止めないといけないのだけど、それでも、得意とはいえない宣伝営業仕事をやる上でのお守りとして、がっつりと効いてくれました。今も、効いています。

持田裕子さんは長い間外国で暮らしておられましたが、がんを得て、今は日本で闘病生活をしていらっしゃいます。ご自分の持つ情報や闘病の軌跡が少しでも誰かの役に立つことあるかもとブログを始めたのは、あまりにも彼女らしくて、笑ってしまうほどでした。あっという間にブログ村の人気ブログになって、たくさんの人を励ましてくれています。がんは誰でも、私も、いつなるかわからない病気。ブログを読んで応援しながら、私も多くを学んでいます。

そんな持田さんが、ブロガーutenaさんとしてイベントに出演されます。お話がほとんどだそうですが、歌も歌ってくれるそうです!the sleeping beautyも久しぶりに観れます。とても楽しみです。
utenaさんのブログは→こちら


『いのちの花かんむり』

もしもあなたが生きるよろこびを忘れそうになった時、
このかんむりを手にしてください

3/23(sun)
Open 18:00(ディナータイム)
Start 19:30(ライブタイム)
場所:恵比寿アートカフェフレンズ料金:予約 ¥3,000/ 当日3,500(+1stドリンク¥500)
学生¥2,000(+1stドリンク¥500)

出演:
山口尚己(ねおみい)with 米澤利依子
持田裕子(utena) with 中込祐 
the sleeping beauty 田村示音/田村みどり
ひらい てつこ

2014年3月3日月曜日

新作「貝のふた」4/16(水)発売です。








3月発売予定とお知らせしておりました私の1stソロアルバムCD(曲数が増えたので「ミニ」を取りました)の発売日が4/16(水)に決まりました。タイトルは「貝のふた」です。

サンプル音源をすでにレコード店の方々が聴いてくださっているようで、評判が良いとのこと、うれしい知らせを頂きました。

自主レーベルなのでレーベル名も付けました。夫のトガゼンがロゴを作ってくれました。

Poisson Dans L'eau Musiques(ポワッソンダンローミュズィック)。

長くてスミマセン。意味は、水の中の魚音楽、漢字にすると「魚中水音楽」です。

「水を得た魚」と同じ意味の表現が英語にはないようですがフランス語にはあって、「私は今水の中の魚のように生き生きとして幸せよ」と言ったりする、らしいです。自分でお金を出して好きなものを好きなように作るのだから、のびのびと思いきりやれますように、という願いを込めました。ウッフコック号は船ですが、それよりももっと孤独で自由な魚。素潜りでしか見ることのできない景色を見ていけたら、お見せできたら、と思います。実際の素潜りが得意ということは全くなく、泳ぐのも得意でなく、なんとか50メートル以上泳げるのは背泳ぎだけ、ですけれど。

元Motel Bleu、現Rondadeの佐久間さんが、ディレクションを全面的に手伝ってくださっています。最近はなんだか、佐久間さんのところに学びに来たインターンのような気分になってきました。アラフォー女子、見習い、CD制作販売と音楽業界の機微あれこれを勉強中。