2012年12月22日土曜日

ご来場ありがとうございました!12/22 ULBライブ@nolla cafe



ギュウギュウ、ムギュムギュの大入り満員。熱気、蒸気立ち込めるノラカフェらしい夜になりました。朝からの雨も午後には止んで、ハチも自転車で連れて来てもらえて、よかったです。

出演者とお客さんの距離がとても近いノラカフェ。いろんな出会いがありました。店主あだちさんがセレクトしてくださる対番アーティストさんがいつも楽しみで、たくさん刺激を受けました。今回のtoncoさんも、シンプルな、ときにはバッハとかも思わせるような音使いが洗練されていて、歌には独特のやわらかい世界があって、素敵でした。

Unknown Little Birdsは、気合いをいれて、ヴァイオリンの田中氏、村川さんからお借りしたネコリョミン、イトウマキさんが新たにゲットした愛らしい声の鳥ちゃん・・・とオールスターズで臨みました。楽しんでもらえていたらいいなあと思います。

白楽のノラカフェがなくなってしまうのはとても寂しいですが、富山ノラカフェに遊びに行く日を楽しみに、また日々大切に過ごしていきたいです。

Unknown Little Birdsのセットリストです。

Dear old pal of mine
It might as well be spring
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Clock
猫横丁
うたかた 
ラ・ポワール
シャボン
ラムのラブソング

2匹のクジラ(無理やりアンコール)

メルシボクありがとうございました。
安達さん、新しいお店、楽しみにしています。

Photo by コイワズライの三宅さんです。メルシ!



フライヤ by イトウマキさんです。

2012年12月3日月曜日

11/23ふるんの小部屋、ご来場ありがとうございました!

初めてのストロボカフェ。譜面台やシールド、モニタスピーカーが白くて、白い壁には鳥が飛んでいて、椅子やクッションは楽しくなるポップな色づかいで、素敵な場所。いつか、あの白いローズを弾いてみたいです。

演奏後、他の出演者やそのファンから、たくさん声をかけてもらえて、うれしかったです。ひとり旅と同じように、ぶらりひとり演奏も新しい人と出会えやすいのかもしれません。ひとり旅は、ちょっと寂しいけど楽しい。ゆるゆると、弾き語りソロも、続けていけたらと思います。

共演のkiwis、La Turbo、堪能しました。
kiwisは、ウッドベース、アコギ、ヴォーカル&グロッケンという編成の、とってもかわいいバンド。3人の音楽へ向かうピュアな心が放つ輝きに見惚れました。あれは、若さ?なのでしょうか。いつまででも聴いていられるような音楽だと思いました。La Turboはギュッと引き締まったサウンドで、kiwisと同じくちょっとジャジーで、最初から最後まで美味しいコース料理を食べるように楽しませてくれました。「散歩に出かけよう(タイトルうろおぼえでごめんなさい)」という曲が特に心に残っています。


私のセットリストです。

港が見える丘
Melodia
Le papillon -ちょうちょう-
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
シャボン
Filled with you
La poire
貝のふた
Paper snow

メルシボクありがとうございました。

Photo by ふるんさんです。

2012年11月30日金曜日

ウッフコック号ライブ動画 11/14@鈴ん子屋

先日の池袋鈴ん子屋でのウッフコック号ライブ、コイワズライの三宅さんがこっそり動画を撮ってくださっていました。

maladie d'amour

Paper snow

アンリ・サルヴァドールのナンバーmaladie d'amour(恋の病) のイントロとエンディングでトガゼンが吹いている口笛は、クロウタドリのものまね、のつもりです。ビートルズの歌にも出てくるクロウタドリ(blackbird)。2年ほど前、縁あって合計3カ月ほど滞在したフランスのトゥールにも、この鳥たくさんいました。ほんとうに歌うように鳴くんです。その美声には、メロメロになりました。

動画の中、エンディングのところで、会場からもうひとつ鳥の声が聞こえてくることに、気がつきました。しかもすごい上手!声はすれども姿は見えない鳥の声。たぶんあの方じゃないかしら、と思うのですが・・・ふふ。

楽しかった日の記録ができました。
三宅さん、ありがとう!

↓以下、ライブレポート。

11/14のウッフコック号ライブへいらしてくださった方々、企画してくださったコイワズライの三宅さん、宮内さん、すてきな音響の鈴ん子屋さん、ありがとうございました。

朝、トガゼンが働く店にトラブルがあり、何度も何度も、オーブンの点け方を電話で説明するトガ。電話が鳴るたびにビクビクするわたしたち。ほんとうに、今日トガ出演できないかも、そしたらひとりでやらなくちゃ、と一時は思いました。こわかった。でも、無事に出航することができて、よかったです。神様、ありがとう。

渾身の、でも心配もあったアンリ・サルバドールのナンバー「Maladie d'amour(恋の病)」のカヴァーが意外に評判がよくて、うれしかったです。この曲のアレンジは、かなりproduced by トガゼン。歌の譜割について、クレオールのリズムを要求され、それが難しくてなかなかできなくて(今はもう、好き勝手に歌っていますが)、イライラしたり、挙句の果てに、「どうせわたしはギターが下手だ」と要らぬエネルギーを使ったことが、あったような、なかったような、夫婦舟。でも鈴ん子屋では、1分1秒過ぎる時間が愛おしい、私にとってはそんなライブになりました。

観るたびに、どんどんよくなるコイワズライの二人。音楽が大好きで、ソウルがあって、音が気持ちいい。いつも、励まされるような気持ちになります。

加藤士文さんは衝撃でした。人は、こんなにも、自由にしてもいいんだ、自由になれるものなんだ、と。混じり気なしの、ほんもののクリエーター。これからの彼の活動に、注目していきたいです。

ウッフコック号のセットリストです。

Habanera
My uncle and his tiny bag
Maladie d'amour
Melodia
Filled with you - with コイワズライ三宅さん
Blue song - with コイワズライ宮内さん
貝のふた
Paper snow

(アンコール)
窓の外は雨


メルシボク。またのご乗船をお待ちしております。


2012年11月18日日曜日

「情熱のピアニズム」

ジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映画「情熱のピアニズム」、最終日のレイトショーに間に合いました。@黄金町ジャック&ベティ。監督は、「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォード。

ピアノを弾くペトルチアーニの姿。頭と手だけが弾いているようにも、手だけが別の生き物のようにも見えるのですが、もちろん頭や手だけでピアノが弾けるわけがなく、体の他の部分にかかっている力のことを思うと、ドキドキするような、怖いような気持ちになりました。

音楽に愛され、音楽そのものであった天使、としてだけではなく、相当悪いところもあった人としても、描かれていました。

酷い去られ方をしたらしい元妻、元恋人たちが、ペトルチアーニを語る時みな、キラキラした夢見るような表情になることには、いちいち号泣。

音楽だけでなく、語学においても天才だったようです。フランスからアメリカに渡って半年後には、スラングも使いこなし、訛りのない完璧な英語を話したとか。ラジオを聞いて覚えたんだとか。なんとも、羨ましい、と思ってしまいました。

全体的には、ジャズへの憧れを強くかきたてる映画でした。ペトルチアーニの子供の頃からのアイドルである巨匠たちが、こぞって彼と演奏したがったジャズ黄金期の終焉の頃。ああ、ヴィレッジ・ヴァンガードとかでライブ観たかったなあ、と思います。

2012年10月1日月曜日

「キリマンジャロの雪」

台風一過、まぶしい青空が広がっています。朝から、近くの学校の運動会の練習の音が響いています。私が住んでいる地域は学校が多く、地形に高低差があるので初めて行く人はわかりにくいらしく、よく学生さんに道を聞かれます。ふふ、浜っ子の私をよくぞ見つけて道が聞けて、あなたはラッキーね、という気持ちで親切に教えてあげるのですが、後で間違っていたことに気づくことが、よくあります。昨日もありました。やさしい人に道聞けたから大丈夫、とうれしそうにお友達に電話していた中学生女子ふたり組、ほんとうにごめんなさい。

最近は、Unknown Little Birdsのためにというつもりで、新しい曲を作り始めました。曲を作りたいと思っているのに何もないときは、頼りなく落ち着かない気持ちなのですが、それでもしつこく思って、想って、集中して、待っていると、必ずぽろっと種が落ちてきて、種が落ちると、ほっとするような、わくわくするような気持ちになります。種は育つときもあるし、育たないときもあります。あいかわらずのカタツムリよりスローペースで、自分でもなんだかなあ、と思うのですが、歌ができたときは、いつもとてもうれしい。から、続いているんでしょうね。

少し前ですが、黄金町のジャック&ベティで「キリマンジャロの雪」という映画を観ました。舞台はタンザニアではなく、マルセイユ。裕福ではないけれど素朴で善良な人々が登場します。憎しみの連鎖を断ち切ることができる幸せな人々。たぶん、中国での反日デモの報道でどんより苦しい気持ちになっていたためもあるのでしょう、じんわりと、浸みました。主人公夫婦の家、子供たち家族の家、友人の家、どの家からも港や海が見えるんです。私も、あの人達の世界に入って、ベランダでゆっくり食事したり、夕陽を見ながらパスティスを飲みたいと思いました。

同じ監督の「マルセイユの恋」が見たくてTSUTAYAで探したのですが置いてなくて、残念です。VHSしかないみたい。ジャック&ベティで次に観たい映画は、「屋根裏部屋のマリアたち」と「情熱のピアニズム」。「情熱のピアニズム」は、私は知らなかったんだけどミシェル・ペトルチアーニというジャズピアニストのドキュメンタリー。全身の骨が折れた状態で生まれ身長は成人してからも1メートルしかなく、そしてなんと、女ったらし!だったピアニストだそうです。監督は「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォードなので、期待が高まります。

2012年9月4日火曜日

ご来場ありがとうございました。



昨日のライブイベント「グリニッヂ・ファンクラブ vol.2」へ足を運んでくださった方、ありがとうございました。
最後に出演された紫織さんのバンドメンバー以外はオール女子。娘にもなれるような年頃のみなさんに混ぜてもらって、女子高文化祭的甘酸っぱい気持ちを、勝手に感じていました。
ステージに立つシンガーそれぞれに、20代前半の頃の自分の姿を、勝手に見たりもしました。音楽をやるときに、気持ちが音楽よりも少し先の方、というか上の方にある。でもその上ずり気味はみ出し気味の気持ちが、いろんな場所に連れていってくれ、いろんな人に会わせてくれたことだったな。そんなことを思いました。例えばあと10年くらいして、今の自分が歌っているヴィデオとか見て、ああ、上ずってるなー、とかきっと思うんでしょうね。

女の子が歌うのを見るのが好きです。踊るのを見るのはもっと好き。

セットリストです。

貝のふた
Paper snow
窓の外は雨
Le papillon -ちょうちょう-
シャボン
Filled with you


Photo by 黒豆岳史さんです。

メルシーボクカムサハムニダ。
どうもありがとうございました。

2012年8月20日月曜日

新曲「貝のふた」



新しい曲を録音しました。「貝のふた」。

piano & vocal by 小嶋佐和子、です。

この曲を作っていたためか、今年の夏はよく海に行きました。よく貝を食べました。
先日、実家に帰ったときには、家族を巻き込んで海へ貝採りにも。
そのことについてはまた、ここに少し書きたいです。

しばらく前に「Lambchop」というバンド(オルタナ・カントリーというジャンルだそうです)の「Mr. M」というCDを気に入ってずっと聴いていて、最初そんな雰囲気を目指して作り始めたのですが、作っているうちに違う方向へ。

録音については相変わらずなんだかよくわからないままの手探りで、原因不明のヒズミやノイズに何度も途方にくれつつ、やっぱりよくわからないのですが、だんだん慣れて上手になっていくのでしょうか。どうなんでしょうか。

波の音を入れたかったのですが、葉山で録音したものは風の音ばかりボワンボワンして使いものにならず。代わりに、意図しないセミの音がけっこう大きく入っちゃってます。パソコンだと、どうかな、聞こえるかな。

この曲についても、ト画伯にイラストを依頼しました。完成したらまた、YouTube用の動画を作る予定です。

次は、Unknown Little Birdsのための曲を書きます。シンプルでかわいいのを作りたいです。

写真の貝殻は、葉山の一色海岸にある「Blue Moon」のカウンタのところで撮りました。「Blue Moon」ではシンガポール風チキンライスやゴーヤの天ぷらを食べました。とても美味しかったです。

2012年7月15日日曜日

「Paper Snow」動画完成



楽曲をネットに載せるんだったらYouTubeがいいよとアドバイスをもらってなるほどと思ったのが昨年末。トガゼンのイラストは早くに仕上がっていたのだけど、編集作業やらYouTubeへの登録作業やらに重い腰がなかなか上がらず、数か月が瞬く間に経過し、季節はずれのsnowですけれど。

ロートレックへのオマージュ&フランスでの生活へのノスタルジー、特にフランスの煙突へのノスタルジーあふれる仕上がりとなっています。

Il aime les cheminées françaises. 
彼はフランスの煙突が好きです。

ウッフコック号の「コック」の綴りを確認するため辞書をひいたら、「卵の殻(oeuf a la coqueで半熟玉子という意味です)」以外に、「船体」という意味もあることを発見し、うれしくなりました。そうですよね、そういえば、飛行機や船の操縦席はcockpitって言いますね。 



2012年6月23日土曜日

ULB@ノラカフェ ご来場ありがとうございました。



雨の中足をお運びくださいまして、ありがとうございました。
店主あだちさん、黒猫のハチを雨の中徒歩にて運搬、おつかれさまでした。

前の晩からずっと雨が降り続いていて、朝も雨。気圧のせいかトロットロと眠くてしかたがなく、ライブの日だというのに、朝ごはん食べてからまた、昼頃まで寝てしまった。そしてノラカフェに着いたら、モーレツな眠気でぐらんぐらんになっているイトウマキさんが、猫になりたそうにしていました。だけどこの日は、子守唄2曲を含む超スローな曲中心のステージ。

音楽家のお客さまたくさんで、熱気ムンムンでした。いちばん前のお客さんとの距離、約50cm。そのスペースに慣れるまでは体がモゾモゾ、ギクシャクとして落ち着かないのですが、だんだんムギュムギュの密着感が気持ちよく楽しくなってくるのが、ノラカフェ。

あだちさんが選んでくださる対バンのアーティストさんを聴くのも、毎回の楽しみです。初めましての千春さん。陰影のあるコード、「詩」のように進行する歌詞、でも歌謡曲風のメロディもあったり。線が細いけど力強い音楽。最初、オープンチューニングかな、と思ったけど違いました。普通チューニングでもああいう響きやフレーズができるんだな。ちょうど、今作っている曲の次の曲はオープンチューニングで書いてみたいとぼんやり思っていたところなので、もしマネできたらしてみたいと思いました。

Unknown Little Birds、音源ないんですか?と3人もの方に聞かれて、うれしかったです。

Photo by 松野さんです。ありがとうございました!
写真ではわからないのですが、私のワンピースは猫柄です。先月訪れた韓国で買いました。ソウルの三清洞というエリアはワンピース天国、しかもかなりのプチプライスなので、かなりコーフンしました。もっと買っておけばよかったなあ。

セットリストです。

マリーナにて(鳥 by 田中雄一さん)
Stay Awake
Une chanson douce
Coffee in the morning
2匹のクジラ
I don't want to play in your yard
Clock
blue song
Dear old pal of mine

メルシーボクカムサハムニダ。
ありがとうございました。

2012年6月3日日曜日

ご来場ありがとうございました。


祖師谷大蔵Cafe MURIWUI。初めてのお店はいつもすごく緊張するのに、しかもソロなのに、リラックスしていました。風がよく通り抜けるお店。控え目なPAの音量と、自分の音が後ろから聴こえるかんじが好きです。

初めて聴くKOOMOONの音楽。どこの国かはわからないけどエキゾチック&吸い込まれるようなグルーブ感、変拍子っぽいキメとか、シンプルでシュールな歌詞とか、かっこよかっです。

ライブ前の談笑中、KOOMOONコーラスのひろたさんがシャボン玉液を持っていらっしゃるのを発見!お願いして、私の曲「シャボン」でシャボン玉を飛ばしてもらいました。夢ひとつかないました。

セットリスト:
窓の外は雨
Clock
Le papillon -ちょうちょう-
ハバネラ(with KOOMOONてっぺいさん)
2匹のクジラ(with イトウマキさん)
blue song(with イトウマキさん)
filled with you
シャボン(シャボン玉 by ひろたさん&つるつるさん)

メルシーボクカムサハムニダ。
ありがとうございました。

2012年4月1日日曜日

カモメはカモメ



3年ほどまえに短期留学していたイギリス南部の港町プリマスにもカモメがいて、海の近くだけでなく街中のショッピングモールとかにも鳩のようにいて、ゴミの日にはカラスのように朝ゴミを漁る。大きさは山下公園にいるカモメよりふたまわりくらい大きく、顔がこわい。帰国して山下公園のカモメを見たとき、なんとやさしく愛らしいことか、と思ったものである。

が、今年2月のすごく寒い日、そのプリマスで見たこわい顔のカモメを山下公園で見つけたのである。7~8羽くらいが氷川丸の鎖の上を陣取っていて、かわいい顔カモメはこわくて近寄れない、ように見えた。それからしばらくして3月初め、氷川丸の鎖の上はびっしりとかわいい顔カモメ。その中に一羽だけこわい顔が。そして先週、ついに鎖の上はオールかわいい顔カモメになっていた。周りを見渡しても、もうこわい顔のカモメはいない。

こわい顔カモメよ、どこから来てどこへ行ったのか。
毎年、冬になると来ているの?

あれはいつだったか菊地成孔さんがNHKスタジオパークに出演されていたとき、好きな言葉は何ですかと聞かれて、中島みゆきさんの「かもめはかもめ」という言葉が好きです、と瞬時に答えておられた。かもめはかもめ、わたしはわたし。

菊池成孔さんは20年ほど前に上智大学で観た。私も出演したジャズ研の定期演奏会の最後に、OBとしてゲスト出演されたのである。天才というのはこういう人のことをいうんだなと、生まれて初めて思った。かなり間近に、同じ空間にいるのに、浮き上がっているような、磁場だか空気の濃度だかが違う空間でサックスを吹いたりしゃべったりしているように見えた。磁場だか空気の濃度だかが違う分、苦しそうなかんじにも、見えた。


2012年3月26日月曜日

詞とメロディ

新しい曲。リズムとサウンドのだいたいのイメージがあって、それから歌詞がするっとできたので、そしてそこそこ気に入ったので、今回は詞先でできるかなと思ったのだけど。どんなメロディーをのせても自分の歌じゃないみたいな気がする。やっぱり、詞と曲いっしょじゃないとできないみたい。曲だけ先に作るのも、どこにでもあるメロディとコード進行のような気がしてしまい、最後まで完成させたことがない。インストは、ピアノパブで弾く曲、逗子マリーナでの結婚式のテーマ曲、のこぎりのイトウマキさんと演奏するための曲・・・など、目的があるとできるみたい。

ピアノをポロポロやりながらしばらくフンフンやっていたら一部分だけ歌詞ののったメロディが出てきて、それを気に入ったので、ああまた最初からやり直しだなとあきらめて作業はそこでやめて、夜は映画を見た。

これまたOLマリコさんが紹介していた、観たいなとずっと思っていてようやく借りてきた秋津温泉。そしたら、映画の最初の方でおさげの岡田茉莉子さんが、その一部分の歌詞を、ひとつのセリフの中で何度も何度も発せられたので、ほほーと思った。

秋津温泉、主演の岡田茉莉子さんの着物がどれもとても素敵だった。くねっとしなを作るような動きとか表情とか、あとメイクも?オードリーヘップバーンみたい、とも思った。雄大な山々を背景に、着物姿に赤いマフラー巻いた茉莉子さんが丘を駆け降りるシーン。朱色がかったフランスの赤は永遠の憧れだけど、日本の赤もきれいだな。


2012年3月17日土曜日

亀の手



横須賀に住む友人夫婦とランチ。いいお天気。午前中の京急線の下り。ふわっとした雲がゆっくり流れていくのを窓から眺めながら、だんだん海に近づいていく。好きな人たちに会いに行く。


佐島の和食屋さん「海辺」はやっぱり前に一度行ったことがあるところだった。刺身定食1,500円。あまりの美味しさに、佐島に住みたくなる。でも、この辺りは葉山と同じで電車の便が悪く、車がないとどうにもならないらしい。まず免許、か。

お店を出て、近くの魚屋さんまでぶらぶら歩いていく。マンボウが地べたにゴロンと横になっていて驚く。カメノテを見つけた。1パック400円。カメノテに似た貝をリスボンで食べた。観光客向けっぽい店にふらっと入ってガイドブックで見たその貝を注文し、お会計のとき値段を見てあわてた。何かの間違いではないですか?とお店の人に聞いたけどやっぱりその値段だった。美味しかったけど。400円のカメノテはリスボンで食べた貝よりもかなり小ぶり。身の大きさは10分の1くらい。

海に行くと、特に晴れた日の海に行くと、体中の血管がゆるむような、肩まで風呂に浸かってはーーーっとため息が出るようなかんじになる。山下公園の海でもそうなるんだけど。やっぱり、砂浜のある海や漁港は「はーーーっ」成分の濃度が違う。もういっそのこと住んでしまえばいいのに、と思う。まず免許、か。

関口牧場というところに連れて行ってもらって、牛や羊や山羊を見ながら、匂いを嗅ぎながら、ソフトクリームを食べた。いろいろと濃厚なミルク味。そのあと、野菜の直売所にも連れていってもらって、そこではポワロを発見!1本100円。大コーフン。

カメノテは塩ゆでして、友人夫婦からお土産でもらった生ワカメもさっとゆでてホタテのお刺身や新玉ねぎとサラダにして、いただきました。茶色っぽい生ワカメは、熱湯に入れるとたちまち緑色に変わった。きれいな緑色。どちらも、磯の香り強く、海というか海水浴を食べているみたいな味。

ホワイトデー特需でいつもよりさらに帰りの遅いトガゼンにゆでたてのカメノテを食べさせたくて、待っていたんだけど、あと少しというところで寝てしまった。冷蔵庫のカメノテをすでに塩ゆでされたものと思い、そのまま生で食べたそうだ。ちゃんと一個ずつ身をはがしてマリネにして。ワカメも生のままを切って食べたそうだ。朝になってそのことを聞き、なんで起こしてくれなかったのかと逆切れ。しばらくひとりで怒っていた。トガゼンのおなかは大丈夫だった。


2012年3月13日火曜日

長屋門珈琲



私の故郷山口県萩市にある喫茶店「長屋門珈琲」でライブをやったときの写真を、

田邊るみさん(2/18の日記に登場するRちゃんです)が送ってくれました。
「まだまだいいのたくさんある」そうです。楽しみです。 

この日るみちゃんは、映像作家のご主人といっしょにホンカクテキ機材をもって
撮影に来てくれたのでした。 
ええっとあれはいつだったっけ、とパソコンの中を調べて見たら、2007年。
また長屋門珈琲でライブできたらいいなあと思いながら、
もう5年も経ってしまった。

帰省したときには必ず立ち寄る長屋門珈琲、
ここのコーヒーは世界一美味しいと思います。
生まれ育った町の水や空気の作用も大いにあるのだろうと思います。 

コーヒー一筋のマスターは、ボッサ51時代にお世話になったこともある
沼田元気さんの従兄さんです。
(お世話になっていたときはそのつながりを知らず、後になって知り驚いた。) 

長屋門珈琲カフェ・ティカル、萩市へお越しの際はぜひお立ち寄りください。


photo by 田邊るみさん

2012年3月4日日曜日

木琴!



石川町のバナナレコードで見たことないブロッサム・ディアリーのレコードを発見。LP名盤コレクション・オン・ヴァーヴ パート3「ブロッサム・ディアリー/ブロードウェイ・ヒット・ソングス」。1,680円也。

ピアノを弾かないブロッサム・ディアリー、ミュージカルの曲、オーケストラもの、テキトーなかんじのジャケ・・・などなどから、もしかしたらがっかりするかもなと思いながら聴いたのだけど、すごくよかった。
コケティッシュで洗練されたブロッサムの歌とピアノをそのまま拡大したようなオーケストラアレンジ。ピッコロ、バスクラリネット、それから、ヴィブラフォンの替わりのように登場するマリンバ!が、くすっと笑ってしまうような素敵さ。「ワインの試飲はしたことないの」とか「it's too good for the average man」とか変わった歌詞がブロッサムの声で聴こえてくるのも新鮮で楽しい。

昨日は3月3日なのでちらし寿司を作った。娘はおらんのじゃが。食べ物の行事にはできるだけ参加したい。音楽を聴く方に集中しながら上の空で作ったので、できたものは上の空な味。椎茸味濃くなっちゃったから人参は味薄めにして、錦糸卵しょっぱくなったから寿司飯の塩控えて・・・とやっていたら最後にそれらしいものは出来て、でもなんかぼやっとした味。

バナナレコードでアナログレコードを買うと、ビニールカバーを余分にくれるのだけど、あれはなぜだろう?使い方がわからない。レコードはすでに2枚くらいのしっかりしたビニールカバーで覆われているのに。だから、余分なカバーは要らないんだけど、アナログなんてめったに買わないからそのことを忘れていて、「お付けしますか?」と聞かれるとつい「はい」と答えてしまう。


2012年2月27日月曜日

ご来場ありがとうございました!



梅ヶ丘Crazy Catsでのライブ、お天気イマイチで寒い中いらしてくださり、

ありがとうございました。

写真は、今回はお客さんで来てくれたSpumoniの千田さんに頂きました金平糖です。
お、かわいい~ありがとう!と危うく普通に頂くところでしたが、おっとっと。
それは洒落者の千田さんの洒落なのでした。ふふ。
(1月19日の日記をご参照ください。)

日本で唯一の金平糖専門店、京都の「緑寿庵清水」のものだそうです。
やさしい色で、ツノが丸くて形が全部違っていて、か、かわいい。
黄色いのはほんのりした生姜味。青いのはガリガリくんみたいなソーダ味。
どちらも自然な甘みで贅沢な味です。

今回のライブ、今までほとんどやったことのないソロ、
そして10年以上ぶりにステージでピアノを弾くということもあり、
いつもよりもたくさん練習しました。
鍵盤楽器と向き合ったのはほんとうに久しぶり。
出来ることだけやればいいやと開き直ってしまえば、
小さい頃からやっていた分、ピアノはギターよりもずっと近しい楽器です。
空振りするとかの運動能力的不安は少ないんだなということがわかったし、
これからはもっと仲良くなれそうな気がします。

アンプから出る音でギターを弾くことには、まだ慣れません。
というか、ステージが終わるころに慣れます。
シンガーソングライターのマユルカさんの真似っこをして最近購入した
ギタープリアンプ「PARA ACOURSTIC DI」の使い心地が上々で、
うちでも個人練習したスタジオでも気持ちよく弾けていたので、
今度こそ大丈夫かなと思ったのですが。

とくに「うたかた」。ほぼ開放弦のシンプルなアルペジオのイントロが、
ライブハウスだといつもうまく弾けない。
緊張すると右手が強張ったり震えたりするらしく、隣の弦を触ってしまったりして、
それがアンプで増幅されてギャ~~~!となる。
生だとそれほど気にならないんだけど。
いつか克服できる日が来るのでしょうか?来てほしいです。

ひとりでたくさん練習していて思ったのは、
ひとりでずっと同じ曲をやっていても音楽は少しずつ変わっていくんだなということ。
変わればその分だけまたその曲が好きになる。
私は、好きな曲は一日中でも歌っていられる。
もしもギターを弾く指が痛くならないなら。

恒例の合同曲、最後にオールスターズで演奏した「clock」は、
ほんとうに楽しくて、あと10回くらい繰り返して演りたかったです。
なかなか素敵な音楽が生まれたのではないかと思います。
the sleeping beautyのインスト曲に私が歌詞を付けた歌ヴァージョンの「clock」、
私はコーラスで参加しました。
コーラスってこれまであんまりやったことなかったけど、とてもおもしろかったので
機会があったらまたやってみたいです。

レ・ドゥ・リーニュの演奏、回を重ねるごとに音楽の輪郭がしっかりしてきて、
どんどん素敵になります。
この日は、二人とも集中していて、素晴らしかった。
PAの音も今まで聴いた中でたぶんいちばんよかったです。

賢くやさしく情緒が安定していて凛としてブレがないthe sleeping beautyの音楽。
いつ観ても聴いても、田村夫妻んちに遊びに行ったときと同じように、
なんか安心する、この人達が今のこの世にいてくれてよかったー、
という気持ちになります。

以下、私のステージのセットリストです。

猫横丁(with les deux lignes)
うたかた(with les deux lignes)
Une Chanson Douce(with イトウマキさん)
le papillon -ちょうちょう-
窓の外は雨
Melodia
Filled with you
Habanera(with イトウマキさん)
Paper snow

どうもありがとうございました。メルシーボクドラエモン。
クレイジーキャッツ、また来年梅の季節に出たいです!

2012年2月21日火曜日

まぼろし

フランソワ・オゾン監督の映画、近くのTSUTAYAでもけっこう置いてあるみたい。数日前には「スイミング・プール」を、昨日は「まぼろし」を観た。どちらも主演はシャーロット・ランプリング。

あの独特の容貌、独特の目つき、にもかかわらず、「まぼろし」で演じられる女性は「スイミング・プール」のときとはぜんぜん違う人のように見えた。すごいなあ。

主人公マリーが他の男とセックスしている最中に突然大声で笑いだすシーンで、つられて笑ってしまった。「だって軽いんだもの」と言いながら笑うのである。失踪した夫は大男だったのである。つまり、可笑しいだけでなく切なく哀しい場面なのだけれど、可笑しかった。観終わった後しばらくしてこのシーンを思い出してまた笑ってしまったくらいに。

後半、つらく悲しく重苦しく緊張感あふれる場面で、またマリーが高らかに笑いだすシーンがあるのだけれど、そのときもつられて笑いそうになった。

シャーロット・ランプリングの表情を観ていると、ヘビににらまれたカエルのような気持ちになる。他の出演映画もまだまだ観てみたいなあという気持ちになる。

熟年の美しい深みのある女優さんが深みのある演技をする映画が好きです。


2012年2月18日土曜日

ぼくはロックで大人になった

トガ母が送ってくれたNHKの番組「『ぼくはロックで大人になった』 ~忌野清志郎が描いた500枚の絵画」を観る。

録画してあるよ、という話はずいぶん前から聞いていて、楽しみにしていた。私はテレビ番組をDVDに焼いたことがないので知らなかったのだけれど、コードの入力とかいろいろたいへんなんですね。送ってもらったDVDが見れなくて何度か郵送のやりとりがあって、結局VHSヴィデオで送ってもらった。ヴィデオプレイヤー、捨てないでおいてよかった。

トガゼンといっしょに観たのでトガゼンの副音声解説付き。「この曲は○○というアルバムのA面に入っていて、ドラムは△△で・・・」。おおむねスイッチオフして、ときどきオンに戻して解説してもらいながら、鑑賞した。

清志郎さんが音楽評論家らしき人のインタビューに答えているときのしゃべり方が、アポスポット51(昔わたしが働いていたピアノパブ)のマスターのしゃべり方によく似ていた。多摩弁?国立北口弁?

少しの間バイトしていたロージナ茶房や、懐かしい邪宗門の70年代の写真が映った。ああ、国立。

清志郎さんが高校のときに書いたという自作曲の譜面が、すごくきっちりと丁寧に書かれているのが意外だった。いっしょに演る人はやりやすかっただろうと思う。

後半、Love Me Tenderが流れた。やりきれないような、えぐられるような気持ち。原子力は恐ろしい。はい、ほんとうにそうでした。なんとなく怖いとは思っていたけど、突き詰めなかった。響けなかった。清志郎さんはこんなにも発信していたんだな。高度経済成長期に。


RCサクセションの曲は、高校時代、Rちゃんが作ってくれたテープで聴いていた。なので、私の中でRCの音楽は高校生の頃の記憶や気持ち、Rちゃんと過ごした時間と共にある。

気弱な優等生だった私と違い、高校時代いろいろと破天荒だったRちゃんからは、今もときどき破天荒な近況が届く。最新のやつも、えーーーっ!あいかわらず激しいなあ~もう、というものであったのだが。作品ぶち楽しみにしとるからね。

トガゼンの一部はキヨシロウで出来ている。幾人かの友人、これまで出会ったミュージシャンやミュージシャンでない人の多くの一部も、キヨシロウで出来ている。私も含めて。そのことがわかるような気持ちになる番組だった。

2012年2月8日水曜日

Ricky

OLマリコさんが紹介していたフランソワ・オゾン監督の「しあわせの雨傘」を観てみてとても面白かったのだが、同じ監督の「Ricky」をTSUTAYAで見つけたので、借りて観た。すごく好きになった。

オープニングからずっと全体的に音楽が少ないのだが、ときどき、場面と合わないような意外なかんじの音楽が現れると、ドキンとした。むかーし、当時映画の学校に通っていた友人が、「映画が人に与える印象のうち、80パーセント(だったか70パーセントだったか・・・うろ覚えでスミマセン)は音楽が与える印象なんだって」と言っていたのを思い出した。

ウィキペディアとかで調べてみたら、まだ観ていないこの監督の映画が、たくさんある。うれしい。


2012年1月19日木曜日

新曲「paper snow」

新しい曲を録音しました。

「paper snow」

歌、鍵盤、グロッケン:小嶋 佐和子
パーカッション、ポルトガルの水笛:トガゼン

です。

paper snow = 紙吹雪、のつもり。
紙吹雪のことは「confetti」というらしいですが。英語圏では。

去年行ったロートレック展で「Confetti」というタイトルの絵を観ました。
それまで劇場の「confetti」は石膏で作っていたんだけど紙に変わって軽くなった軽やかさが表現されている・・・とか、
そんな説明が書いてあったと思います。

「confettiって、、、コンペイトウ(のもとになる言葉)かな?」と言ったのはいっしょに絵を観た友人。
さすがの鋭さです。
辞書をひくと「キャンディ」という意味もちゃんとあるから、きっとキャンディを投げていた時代があるのでしょうね?

日本語は「紙吹雪」。その「雪」から、スノードームの中みたいな世界にもイメージが広がって、できた曲です。

少し前に、「ネットに音源載せるんだったらYouTubeがいいよ。動画がたいへんだったら静止画にすればいい」という
アドバイスをもらってなるほどそうかと思ったので、イラストをトガ氏に依頼しました。
どんなのができるんでしょう、楽しみです。


Mix作業を止めることがなかなかできなくて、ここに音源を載せた後もコーラスのリバーブの量が気になってまた直して・・・。
昨日は朝9時くらいから始めて、歌入れ直したり元に戻したり、気がついたら夜12時近く。
夫には「病気だね」と言われました。

もういいかげん止めて仕事をしなければなりません。

もともと、細部が気になりだすと止まらない気質です(完璧主義とは違う)。

かつて、ごはんも食べず話しかけられても上の空で、憑かれたように何時間もミックス作業をするエンジニアやミュージシャンを、別の星の生き物を見るような気持ちで見ていたものですが、まさか自分がソレになる日が来るとは!

コーラスを作るのがこんなにたいへんだとは知りませんでした。
「もうちょっとだけ、ふわっとしたかんじでー」とか、わがままばかり言って、その節はほんとうに・・・お世話になりました。

(2014/05/10 音源はこのブログには載らないので削除しました。Youtubeにアニメもどき動画あります 
http://youtu.be/jSB_xJlL0qY

2012年1月11日水曜日

善玉、悪玉、卑劣漢



フランスの知人から小包が届く。 


箱を開けると、ふわっとハーブのいい匂い。 

それぞれくるくると布で巻かれたソシソンが2つ。
ひとつには、エルブ・ド・プロバンスがびっしりとまぶしてある。 

他に、袋入りのブルターニュ産クレープとアルザス産プレッツェル。
それから、小さなピエール・ウグくんの宝物と思われるポケモン・カードが16枚! 

添えられた手紙に、ピエール・ウグくんが吹いたリコーダーのメロディ(9月13日の日記をご参照ください)は
「Le bon, la brute et le truand」という映画に出てくるものだと、書いてあった。 

昨年のクリスマスの頃、その曲をCDに焼いて彼らに送ったのだった。
子供たちの好きなジャガリコといっしょに。 

映画の邦題は「続・夕陽のガンマン」。
YouTubeで問題のピロピロピ~のメロディも聴くことができた。
あははは。これだったのねー。渋すぎるぞ、ピエール・ウグくん。 

クリント・イーストウッド監督の映画は大好きだけれど、マカロニ・ウィエスタンものは
たぶん観たことがない。観たとしても覚えていない。 

続・夕陽のガンマン、YouTubeで視聴して、笑ってしまった。おもしろそう。
舞台は日中あるいは夜で、夕日は出てこないらしい。
こんど観てみようと思う。

2012年1月1日日曜日

今年もよろしくお願いいたします。



あけましておめでとうございます。

2012年がみなさまにとって素晴らしい年になりますように!!!

年賀状のイラストをトガ氏に依頼したところ、
モチーフは当然というかんじで「おくんち」の「龍踊(じゃおどり)」。

「おくんち」とは長崎で10月に行われるお祭りで、
その素晴らしさについて何度もトガ氏から聞いているのだけど、
私はまだ一度も見たことがありません。

イラストの女の子が持っている金の玉は普段龍が持っているもので、
失った玉を取り戻そうとする龍と追いかけっこするのが「龍踊」なのだそうです。

龍踊、たいそうな迫力らしいです。
いつか見てみたいです。