2013年12月22日日曜日

ミックス終わりました。


ニューアルバム、ミックスが終わりました。

立ち合いではなく、エンジニアさんとのメイルでのやり取り。それも初めての経験でした。

エンジニア箸本さんが作ってくださったミックスに対し、ここはこう変えて欲しいという要望をつらつらネチネチ細かく書いて送り、箸本さんが直して送ってくださる、という流れ。ここはもうちょっとだけパキッと、といった調子の不明瞭日本語。こんなの全部読むだけでも大変だよなあと思いつつ恐る恐るリクエストを送ると、ほぼイメージ通りの音にびしっと修正して戻してくださるのでした。すごいなあ。計数往復、丁寧に付き合ってくださいました。ありがとうございました。

素晴らしい才能にどっぷり助けられて、良いものができていると思います。次はマスタリングです。

写真は、録音3日目。トランペット山本ヤマさんの演奏を聴いてキラキラな気持ちになっている私と、ヤマちゃん。

2013年12月8日日曜日

レコーディング3日目


レコーディング3日目、最終日、終わりました。

一人目のゲストは、トランペットの山本ヤマさん。今は大分県に住んでおられるのですが、ずーーっとヤマちゃんにお願いしたいと夢想していた曲があり、その思いを伝え、タイミングも計って、実現しました。期待は裏切られず、キャーーーーッというような気持ちにしてくれるプレイが次々に。やっぱり、ヤマちゃんのカッコよさは特別。思い切ってお願いしてとてもよかったと思いました。

それから、フルートの吉田一夫氏。一回でOKテイクを出しなさる、エンジニアの箸本さんを笑わせて苦しくさせる、などの奇才ぶりを見せてくれました。あの曲とこの曲でお願いしたのは大正解だったことを確認。

初対面のエンジニアさんに自分の音楽を録音してもらうのは初めての経験で、最初はややカチコチだったように思いますが、だんだん慣れてきて、エンジニアさんへの頼り方もわかってきて、実際にほんとーーに頼りになり、すべての音を録り終えたときには、終わるのが寂しい気持ちでいっぱいになりました。これから、ミックスです。同じ箸本さんがなさいます。まだ楽しみが残っています。



吉田氏が持ってこられたコレクションの一部。
何がすごいかというと、笛じゃないものが一つもないこと。

昨日のおやつ。再び「ブラフベーカリー」のパンいろいろ。
お昼頃つまんだキッシュはまだもやっと温かかったです。キッシュはジャガイモとベーコン&カブとソーセージ。

2013年12月2日月曜日

レコーディング2日目


レコーディング2日目、終わりました。with岩村竜太氏1曲&弾き語り3曲デー。

「ハバネラ」は、今回のアルバムで唯一、楽器は弾かずに歌だけ歌う曲。楽器演奏と音響は信頼しきってお任せして、いちばん得意なことだけに集中できる幸せ。

こういうスタジオには珍しく、窓がありました。窓の外は高速道路。その向こうにはトキオの街。この「あーあーーー、果ってーしーないー♪」的景色を見ながら、いわむ氏のグランドピアノの伴奏で歌いました。

クリスタルキング「大都会」の都会はトキオではなく福岡だと聞いたことがありますが。

レコーディング、残すところ後1日。また、素晴らしいゲストを迎えます。




岩村竜太氏。

2ndアルバムがRondadeというレーベルからまもなく発売予定。
そしてそして、USリリースのフルレングスアルバム"The Bird Has Gone"が、ついに、来年1月28日、発売されるそうです。

ハバネラ演奏中、「いい曲だね」「うん、いい曲ですよね」と関係者のつぶやく声が。
はい、いい曲だと思います。


昨日のおやつ。

いつもお世話になってます、元町「ブラフベーカリー」のアメリカンブラウニー。

2013年11月28日木曜日

ミロトン


フルートの吉田一夫氏が、レコーディングのためのリハに来てくれました。

ジャズ、ブラジル音楽、小粋なポップミュージック、幅広く上質にこなされる吉田氏ですが、今年の、アルゼンチン音響派フェルンナンド・カブサッキとのセッションでわくわくさせてくれたような奇才エッセンスを是非とも配合して頂きたく。「奇」成分の割合についてなど、打ち合わせ。

トガゼンが言ったフランス語の料理名を、すぐ正確にコピーされてました。さすがの超絶対音感。

2013年11月20日水曜日

レコーディング1日目


ソロミニアルバム1回目のレコーディング終わりました。with トガゼン&ベースのメラメラさんデー。

人に録音してもらうのはずいぶんと久しぶりで、初めましての録音技師さんは、素晴らしい音楽家の録音を多数手がけておられる方。今まで気づかなかった自分の音のいいところと悪いところを、皮剥いてホイっと見せてもらったような爽快感がありました。

デモとして聞いてもらった手探り悶々宅録音源を誉められていい気分。昨日一日の経験で、そして技師さんが質問に親切に答えてくださったので、積もっていたレコーディングの疑問点のいくつかがあっけなく解決したのは、うれしかったです。



昨日のおやつ。

馬車道「泉平(いずへい)」のいなり寿司と写真はないが中巻、など。

2013年10月21日月曜日

宮下めい子さんのカレンダーにコジ船長が!

イラストレータ宮下めい子さんが、なんと、わたくしコジ船長をモデルに、2014年版カレンダを製作されました。

「唄う船長 le capitaine qui chante」

12ヶ月間、唄う船長がいろんな場所に行ったりいろんな物と戯れたりしています。爽やかで楽しい色づかい、エスプリの効いた線。あまりのかわいさに、申し訳ないような気持ちさえしてきます。
すでに実家の母がたくさん購入し、親戚や知人に配っているようです。親孝行もできて?ありがたいことです。ちなみに、唄う船長の相棒としてすべての月に登場している猫は、ひそかにノコギリ奏者イトウマキさん!のようです。

カレンダーはこちら⇒I.F.Nという会社のサイトから購入できます。月めくり卓上型、CDケースサイズ。送料込1,600円。





中身はこんなかんじです。




2013年10月16日水曜日

ミニアルバムをリリースします。

ソロのミニアルバムを製作することになりました。時間差で2枚、の予定。Bossa 51の3枚目から、実に12年ぶりのアルバムリリースです。

心強い助っ人ミュージシャンのひとり、岩村竜太氏が、先日の大倉山記念館でのリハ音源をsoundcloudに載せてくれました。
こちらからどうぞ。小さなレコーダでポチッと録音した音で、音量が小さいのですが、ピアノの音、きれいです。そして私は昔から、ピアノと歌をマイク一本で録る音が、空間の響きが、なんだか好きです。
このHabanera(作曲:岩村竜太さんです)をはじめ、気が付いたらけっこうたまっていた頂き物の素晴らしい曲たちが背中を押してくれたような感じです。
岩村氏の他にも、強力なゲストミュージシャンの参加が幾人か決まっており、まだ依頼してないけど夢想中の方々も幾人かおり、その音のことを思うと心震えます。

1枚目のミニアルバムのリリースは、来年3月の予定です。

あ、このブログ、閉鎖していたコメント機能をお試しで再開しています!
今のところ、迷惑コメントとかなく、問題ないようです。

写真が一枚しか載らないレトロブログ。いつ引っ越ししようかと思いつつ、シンプルなデザインが気に入っているし、住みなれた木造アパートのような愛着があって、もう5年も続いているのだなあ。

アルバムリリースに合わせて、ホームページとこのブログも、新しくするつもりです。
そのとき昔の記事を読み返すのだろうと思います。ちょっと怖くて、でも楽しみです。

2013年10月6日日曜日

花のチカラ



「泉文」文子さんと匠さんの結婚式&新会社設立パーティ。
挙式とパーティでの演奏をウッフコック号が担当しました。

文子さんと初めてお会いしたのは10年近く前、青山のカフェでのイベントのときでした。
花と音楽のコラボ的イベントだったのですが、地下の薄暗いカフェを、大胆に、瞬く間に、花や木や草で別世界に塗り替えて行く様子は、魔法のようでもありました。
作業中、ふとステージの方を見て、思いついたように、マイクのところに赤いガーベラの花を飾ってくださった。その花は、今も私の心の中に、お守りみたいにしてあります。

結婚式ではお花がとても楽しみだったのですが、やはり、素晴らしかったです。披露宴会場にカードの小鳥が飛んだり、花嫁のお尻に花の孔雀が羽を広げたり。花、花、花。

パーティではブロッサム・ディアリの曲を多目に演奏しました。

Blossoming, blooming, flowering...咲いて咲いて咲いて

どことなく菩薩様に似ておられる文子さんは、なんとなく文子さんに似ておられる匠さんという伴侶を得て、菩薩様の二乗、無敵になられたのではないでしょうか。

「泉文」のお花は、アレンジメント一個から、インターネットでも買えますよ。
他とは一味違う、凛としてやさしく洗練されたお花、プレゼントにいかがですか?

花と空間のトータルプロデュース「泉文」
http://www.senbun.com/

2013年9月22日日曜日

クスクス美味しかった!ありがとうございました。9/21@田園調布めだか空間


「クスクスと音楽の会」@田園調布めだか空間、終わりました。

噂のクスクスは・・・美味しかった!
これまで食べたどんなクスクスよりも自然な旨みが濃く、それでいて、とてもさっぱりとした澄んだ味でした。出汁、フォンは、アニョン(子羊)ではなくマトン(大人羊)の骨と肉で取られている、とのこと。なのに、羊の臭みが感じられない。出汁を取るときの作業に秘密があるのでしょうか?スープの旨みが、煮込まれた野菜やスムールにじわーーーっと浸みて・・・あーん、また食べたーい♪

美味しいものは人の心をほぐします。なゆたさんのクスクスの魔法でお客さんが最高潮にくつろいで楽しくなっているときに、演奏できるなんて!最高の贅沢だったと思います。

演奏後に頂いたレアチーズケーキも、やさしい甘さで、プロがお友達のために作った的幸せ感あふれる味でした。

うれしいご縁で、10年近くぶりにまたお会いすることのできたなゆたさんは、ちっともお変わりなく、一瞬にして、楽しかったえんがわでの演奏の記憶がふわーっとよみがえりました。

久しぶりに聴けたレ・ドゥ・リーニュ。めだか空間は、ほんとうにノコギリとヴァイオリンの音が綺麗に響きます。

私の演奏曲目です。

シャボン
Melodia
Le papillon -ちょうちょう-
みしなる

Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
(avec イトウマキさん)
Clock
2匹のクジラ

-アンコール-
うたかた
(以上、avec イトウマキさん&田中雄一さん)

記念写真は、間もなく個展を開催される画家の黒木雅彦さんが撮ってくださいました。

メルシー・ボク。ありがとうございました!

なゆたさんのクスクス。薬味のアリッサも手作りで、それがまたなんとも深い美味しさでした。


今年は春くらいからカンカン帽かぶり倒しています。
ぼさぼさも隠してくれる、心強い助っ人。

かっこよく撮ってもらった私のギター。
80年代のTAKAMINE、輸出専用モデルです。タカマーイン、て感じでしょうか。ピックアップを通さない地音もけっこう大きく響きます。この時代のエレガットの特徴のようです。
写真には写ってないですが、ペグがべっこう飴みたいで可愛いんです。
ルックスだけで、適当に選んでネットで購入したのでしたが、今となってはすっかり大事な相棒です。いつもありがとう。

photo by 小林仁さんです。ありがとうございました。

フライヤイラスト by トガゼン

2013年9月7日土曜日

ご乗船ありがとうございました。9/3(火)




9/3(火)ウッフコック号ライブ in nananeroliさんのお茶会 at 四谷homeri、ご来場ありがとうございました。

アンリ・サルバドールのカヴァー曲「ムッシュ・ブンブン」では、終盤のトガゼンのダンスのところで、なんと、会場が手拍子に包まれました。手拍子なんて、これまでの人生で、たぶん2回目。うれしかったです。

「Monsieur Boum Boum」原曲の動画をここで見ることができます。この方のブログ、ときどきお世話になっています。このヴィデオさえあれば、これから先、たいていの辛いことは乗り切れそう、という気がしてきます。ジュテーム、アンリ。

ワンピースどこのですか?と聞いてくださった方がいらしたのですが、固有名詞がてんでからっきしな私、とっさに答えられずすみませんでした。TSUNODA paris、でした。13~14年くらい前に買いました。赤いので、結婚式にも重宝しています。

結婚式といえば、ウッフコック号、この後すぐ、とびっきり素敵な方達の結婚式&新会社設立パーティでの演奏、という大役が待っています。なんとか舵取り、ベストを尽くしたいです。Go Go ウッフコック号。

9/3(火)のセットリストです。

Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
6月の歌
Monsieur Boum Boum
トゥナイト
みしなる
Perky puppet patting-lap song
Filled with you
窓の外は雨

リハ中のウッフコック号を撮影してくださったのは、nananeroliさんです。

メルシーボクドラエモンありがとうございました。
(9/3はドラえもんの誕生日!)

こちらは、画家の黒木雅彦さんが撮影してくださいました。
そういえば珍しいツーショットアップ写真。
ありがとうございました!

2013年7月27日土曜日

イカ焼きとハバネラ



もう1カ月も前のことですが、津田真さん主催のライブイベント「音街ピクニック vol.31」に出演しました。

アメリカから帰って来た従姉のともこねえちゃんが、数日前からうちに滞在。この日のライブに来てくれました。

南青山Lunarは、裏通りにあるコンクリートうちっぱなしビルヂングの3階にある無機質お洒落な雰囲気のバー。なんだけど、個性的なフードメニューがいろいろありました。日本の味を渇望するともこねえちゃんが選んだのは、イカ焼き。もわーんとかぐわしい匂いが漂う中、1曲目habaneraから始まったライブでした。酔いどれ船乗り、イカ焼きで一杯やりたい、みたいな。

夕暮れどき、向かいのビルのベランダに洗濯ものがひらひらするのを見ながら、演奏しました。

共演の犬塚彩子さん、Bossa 51時代に曲を収録してもらったコンピレーション・アルバム「sala da bossa」でごいっしょしていたことが、判明。はじめまして、ですよね?とお互いに探り合う私たち。犬塚さんのステージ、ひとつのことを長く続けてきた女のかっこよさ、オーラをビシビシ感じました。中世的ボイスPAJANさんとのデュオがすごく素敵で、また聴きたいと思いました。

photo by ともこねえちゃん、です。
メルシボクありがとうございました。

2013年7月7日日曜日

La fete de la musique, le 22 juin


6/22(土)アンスティチュ・フランセ「音楽の日」に出演しました。

アンスティチュ・フランセの庭は、予想以上に心地よい場所でした。背の高い木々がざわざわ風に揺れるのを見ながら演奏しました。ギターの弦を押さえる左手にふわっと風が当たると、コード忘れたらどうしよう、とか、止まったらどうしよう、などの気持ちがふっと消えて、緊張から自由になれた気になり、なんだか沸々と楽しくなってくるのでした。どうやら、野外でのライブでテンションが上がるタイプのようです。かつてボッサ51時代、眼下に海が広がる稲村ケ崎のお宅のお庭で、闇に浮かぶ山々に向かって歌ったとき、それから何年か後、ウッフコック号で葉山の海小屋に出演し、背中に波の音シャワーを浴びながら演奏したとき・・・に次ぐ高揚感でした。海や山や木々や風に、自分の音の波長を合わせようとするあのかんじが、とても好きです。

芝生では家族連れがピクニックシートを広げて、のんびりくつろいでいました。演奏中、私の目の前で、フランス人?ハーフ?らしき男の子が、おなかを地面にこすりつけてぐるぐる回ったりして踊っていたのが、可愛らしかったです。「カエルの上に雨が降る」では、ギディギディしつこく歌っていると、何人かの子供たちが「ん?なにごと?」というかんじでだんだんこちらに注目してくれるのが見えたのも、うれしかったです。

演奏が終わった後は、屋台で生ビールとクスクスを買って、遊びに来てくれた友人知人たちと、大きなテーブルを囲みました。野外フェス気分満喫。クスクスには大根が入っていました。洋風の煮物に大根が入ってるの、好きです。

写真は、イラストレータの宮下めい子さんが撮ってくださいました。
メルシボクありがとうございました!

2013年6月23日日曜日

メルシボクおおきに pour 6/15(土)



写真家Kyarry Waterstoryさんの個展で演奏しました。この日大阪は土砂降り。ギャラリーミリバールでは、ずっと、雨の音が大きく聞こえていました。

大阪ではうれしい出会いがいくつかありました。天使もいました。最近、天使が出てくる曲をカヴァーしたことと、何か関係があるのでしょうか。

Kyarryさんは、写真からイメージしたとおりの繊細な雰囲気のかわいい方でした。個展のテーマは東京。やさしいまなざしによって浄化されたような、美しさ。見ていると、自分の歪んだ心が恥ずかしくもなるようでもあるのですが、見なれた新宿南口や地下鉄の駅のホームでさえも、わーきれい!とドキドキするような気持ちにしてくれるのでした。

まさかまた共演できるとは思っていなかった、活動休止中のLove Attack Eveさん。今回もまた、お客さんの心を鷲掴みにしていました。打ち上げのとき、ラブイブさんがMotel Blueの初期スタジオ、つまり、稲城のたまのくんちで録音していらしたことが判明。えーーーーーーー!なんとまあ、ご縁ですねえ。

私のセットリストです。

窓の外は雨
港が見える丘
6月のうた
2匹のクジラ
le papillon -ちょうちょう-
シャボン
みしなる
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)

メルシボクおおきに。ありがとうございました!

Photo by Kyarry Waterstoryさん、です。

2013年5月29日水曜日

Koomoonカヴァー曲「みしなる」動画をYoutubeに載せました。


Koomoonカヴァー曲「みしなる」に夫のトガゼンがイラストを描いてくれました。そのイラストで動画を作りました。

↓クリックすると、Youtube動画につながります。

"みしなる" by 小嶋 佐和子 

曲:久米貴さん、詞:ひろたえみさん、イラスト:トガゼン です。

写真は、この動画作成に使った紙資料です。
歌詞カードの上に、小さくしたイラストをひとつずつ、トガゼンの指示により私が貼り付けていくという、超家内手工業作業。
はい。もっと効率的現代的動画作成方法があろうとは思うのですが、その方法を知らないのです。

チョコレートクッキーのように見える(?)たくさんの小さい茶色い絵。
最初、紙芝居の枠の中にイラストを入れて、枠がパタンと開いたり閉じたりするという、より複雑な仕掛けを作る予定だったのですが、もろもろの事情で路線変更したのでした。

報われなかった大量の紙資料、記念にここに載せておきます。

私にもトガゼンにも思いがけずいろんな景色を見せてくれた「みしなる」、久米さん、ひろたさん、Koomoonさん、アリの町のマリア様、ありがとうございました!

2013年5月7日火曜日

Koomoon 「みしなる」カヴァー曲音源を載せました。



今年になってよくライブで歌っているKoomoon「みしなる」カヴァー曲を録音しました。

曲:久米貴さん、歌詞:ひろたえみさん、です。

ト画伯がこの曲をYoutubeに載せるためのイラストを描いてくれていて、イラストはまもなく揃う気配です。

今年の正月休みはずっとこの曲のアレンジを考えたり練習していたような気がしますが、ゴールデンウィークもまた、録音のため、みしなるみしなるな休日となりました。こんなにまで夢中になれる楽曲に出会えるとは、幸せなことです。

なぜこの曲をカヴァーしたいと思ったか、については、またここで書くつもりです。

Koomoonの久米さん(ときどき歌詞はひろたえみさんなど)の音楽は、最初聴いたときは脳の普段使っていないところをツンツン刺激されるような違和感があるのですが、ひとたびその世界を知ってしまうと依存症に陥りがち。そんな音楽だと思います。

10年以上使っていないシンセサイザーを押し入れから出してみたり、自分の歌声に今まで使ったことのないエフェクタをかけてみたり。なんちゃって音響系にも達していないレベルかもしれませんが、いろいろと新しい試みができて、とても楽しかったです。音楽ってやっぱり楽しい!です。

2013年4月2日火曜日

大倉山記念館で録音しました。

イトウマキさんのノコギリの音を録音しました。
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)。

大倉山記念館のホール。ここの舞台に立つのは、学生時代、ジャズシンガー河原厚子さんのセッションに参加したとき以来です。現高橋ピエールさんと初めていっしょに演奏したのもそのときでした。

ふたり占めするのはあまりにもったいない、レトロで素敵なホール。
はまっこカードの恩恵により、夜の部4時間で2,300円也。ありがとう横浜市。

課題は、ノコギリの弓の摩擦音をできるだけ抑えて録音すること。
知人のエンジニアさんからアドバイス頂いて試してみたかったことを、試してみたのでした。

この日は、ほぼノコの録音だけだったので、イトウマキさんの貧乏ゆすり運動量は、フルマラソン級だったと思います。ほんとうに、おつかれさまでした。

結局、弓の摩擦音問題は解決はできなかったのだけど、カエル曲はなんとか録音することができた、と思います。まだ昨日録音したものを聴き直していないのですが。

私はなんちゃって録音技師の他、鳥の声の演奏という大役を任されました。渾身のエンディング。鳥の気持ちになれたような気がしたのが、気のせいではないことを祈ります。

高台になまめかしくそびえる大倉山記念館、外観。

イトウマキさんの鳥ちゃん。オーストラリア出身。

2013年3月24日日曜日

Merci pour venir! ULBライブ@田園調布めだか空間

3月10日(日)Unknown Little Birdsライブ@田園調布めだか空間、お越しくださいまして、ありがとうございました。

直前直後に、亡くなりましたの知らせが二つと生まれましたの知らせが一つ。逆説的子守唄「Stay awake」を歌いながら、歌詞がいつもとは違った風に響いていました。

素敵なお宅と聞いていたのですが、予想を超えた素敵さだったため、最初は丹田のあたりがムズムズするような落ち着かなさだったのですが、部屋の鳴り気持ちよく、オーナーさんと建築家バーテンダーさんの細やかなサービス素晴らしく、お客さんはあたたかく、演奏が始まってしまえばリラックスできました。演奏後に頂いたプロお手製ケーキ、美味しかった~!

↓めだか空間オーナーHANAMIさんのブログです。この日のライブレポートも書いてくださっています。ありがとうございます!
HANAMI箱

以下、Unknown Little Birdsのセットリストです。
「2匹のクジラ」は、ヴァイオリン田中雄一氏の息吹により、新しい世界が生まれています。

マリーナにて
It might as well be spring詩人の魂うたかた猫横丁2匹のクジラStay awakeIl pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)霧の花びら

メルシボクありがとうございました!



写真は、共演したEvergreen circus黒木さんのお友達、小林仁さんに撮影していただきました。イトウマキさんの黒白ツートンのシャツと白ズボンのコーヂネート、ハクセキレイやツバメを思わせる小鳥っぽさで、いかしてます。


2013年3月17日日曜日

Merci pour venir! ウッフコック号ライブ@渋谷gee-ge

出演の依頼をいただいたイベントが火曜日。火曜日はコック長トガゼンの休日!というわけで、ウッフコック号、出航してきました。

新曲や新カヴァー曲、パーカッション入りで試してみたかったアレやコレやをてんこ盛りにしたプログラム。演奏中、会場の前の方から、励ましの汽笛の音が聞こえ、胸があつくなりました。ポッポー、ポッポー、ポ、ポ、ポ、、、火曜日の夜、そしてトリの鳥井さきこさん、インフルエンザのため急遽出演中止ということもあり、会場はかなり静かではあったのですが。

1920年代くらいのブルースやカントリー、選曲が渋すぎるギターデュオ、カルヴェロさん、激ウマ。もっと聴きたかったです。

急遽代役で出演された矢野あいみさん、出演者以外お客さんほとんどゼロの静かな会場の中で、すばらしく姿勢よく凛としてピアノを弾き語り、最後に深くおじぎされた姿が印象的でした。


ウッフコック号セットリストです。

Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Perky puppet patting-lap song
My uncle and his tiny bag
Le papillon -ちょうちょう-
みしなる
タチ
貝のふた
Paper snow

ご乗船ありがとうございました!

2013年1月28日月曜日

ご来場ありがとうございました。1/26@homeri



1月26日の「homeriでお茶会vol.5」お越しくださいまして、ありがとうございました。

四谷homeriは、飛騨高山の古民家から来ているという黒い柱とクリーム色の壁がヨーロッパを感じさせる素敵な喫茶店。どこを見ても可愛いものが目に入り、しかもとても落ち着く空間。近所にこんなお店があったらいいのになあ。

この日、キッズが3名来てくれることがわかっていたので、何か可愛らしい曲をと思い、たしかこれまでライブでは1回しか演ったことのないbossa 51時代の「Perky puppet patting-lap song」を、鳴らない指のリズムで歌ったり、正月明けからずっと練習していたKoomoonの「みしなる」カヴァーなど。PAなしのときは、お客さんや空間の気配をダイレクトに感じられて、自分の音の波調をそこに合わせるようなかんじになるのが楽しいです。

素敵なタイツを履いたnananeroliさんは、お店の雑貨の一部のようにキュートでした。あたたかい歌声。Love Attack Eveさん、リハのときから引き込まれました。特別な声の持ち主であるだけでなく、リズムの良さとか、曲の流れの自然さとか、音楽の基本的能力がかなり高い人と推測します。またライブ観たいとすごく思いました。

色紙にサインをとマスターの宮内さんに頼まれたけど絵がてんでからっきしな私。似顔絵名人のLove Attack Eveさんに似顔絵、描いてもらっちゃいました。色紙は置いてきたけれど、心の家宝にします。ありがとう!

私のセットリストです。

シャボン
Perky puppet patting-lap song
Il pleut sur la grenouille(カエルの上に雨が降る)
Le papillon -ちょうちょう-
blue song
みしなる
Filled with you

メルシーボクありがとうございました。

2013年1月2日水曜日

今年もよろしくお願いします。



明けましておめでとうございます。

昨年中はたいへんお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

夫のトガゼンによるイラスト年賀状。
フランス語が読めないよ、というクレーム、
ちらほら頂いております。
相変わらずのフランスかぶれで、すみません、ザーマス。

水色で書かれているのは去年ウッフコック号がカヴァーした「Maladie d'amour(恋の病)」の一節です。

『恋とは、茂みに隠れる灰色のヘビのようなもの。
起こしたら咬みつくから、突っついたらだめよ。』

ヘビが出てくるので、選びました。


2013年が少しでも不安のない、暮らしやすい世の中になりますように。
家族と友人知人、とその家族が、元気でいてくれますように。

今年も歌を作りたいです。
次の曲と、次の次の曲の、アイディアだけはおぼろげにあり。
その前に、コピーしたい曲がひとつと、カヴァーしたい曲がひとつ。

実家の両親はまだ元気でいてくれて、私はおおむね健康。
今年も音楽ができるなんて、ほんとうに幸せです。