2014年12月31日水曜日

今年もお世話になりました。


大晦日ですね。

こちらは夜、雨の予報。
降っても、午前0時の汽笛は聞きに行こうと思っています。
ボー、ボー、ボー。
大きい船も小さい船も、遠くのも近くのも、一斉に鳴きます。

来年も大切な人たちが元気で過ごせますように。

今年は、ファーストソロCDのおかげで、
私にとってはかなり多くの方々と、新しいつながりができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

実際に会えた人。
まだ会えてない人。

CDを取り扱ってくださっている雑貨屋さんやセレクトショップの店主さんのほとんどは、
まだ会えてない人。

先日、CDを扱ってもらっている富山のnowhere安川さんから、
黒猫ハチの写真が届き、びっくりしてうれしかったです。

数年前、当時白楽にあったnolla cafeへ、うちから婿入りしたハチ。
それからほどなく、nolla cafeは富山へ移転したのでしたが、
nowhereとは素敵店どおし、今やすっかり仲良くしておられるようです。

富山nolla cafe、スペースがずいぶんと広くなって、ハチも幸せそう。
幸せすぎて、最近腹が出て来たようです。


2014年12月23日火曜日

横浜散歩

今月初め、写真家yayoiさんとラブイブくんといっしょに横浜をお散歩したとき撮ってもらった写真が素敵なのでここに。

楽しすぎて光に溶解しつつある私。母に似てきた。

シーバスさん、広告写真にいかがでしょう?

↓yayoiちゃんとLOVE ATTACK EVEさん共同作業のフォトムーヴィー。きゅんときます。
http://youtu.be/Nvu-RVnfobE

写真家yayoiさんのサイトはこちら→


2014年12月21日日曜日

ひとり少年合唱団

「久米貴と仲間たち」終わりました。

忘年会デー&寒波にもかかわらず、大入り満員。
あたたかかったです。隠れ家のようでした。

久米ワールド。客席で見るのと参加するのは、当たり前だけどぜんぜん違う。
自在に伸びたり縮んだり、とらえどころなく、どくどくと脈打ち広がっていく音世界、唄世界。
見てるしかできないと思っていた場所に、なんだかいいスペースを作ってもらって、贅沢だったと思います。

「カエルの上に雨が降る」ではいろんな種類のカエルが鳴きました。

「6月のうた」。久米さんがいっしょに手拍子してくださった&口笛も。


トガゼンに振付けられてしまった「市民プール」。


久米さんとのリハの後音源を聞いてみたら、コーラスする自分の声は意外にも少年合唱団風。
ついでに男の子風の恰好をしたら面白かろうと思い、サスペンダーなど嬉々として準備し臨みました。

私の参加した2ndステージのセットリストです。

Tonight
6月のうた
Il pleut sur la grenuille -カエルの上に雨が降る-
コードネームイズクー ~ ふつうのうた ~ 市民プール
ちぎり
私の世界(from 泣くな、はらちゃん)
なぜなぜガーゼ
みしなる

アンコール おのちゃん(こじまちゃん)

写真は脇夕美子さんから頂きました。
ありがとうございました。


2014年12月17日水曜日

ライブ動画 「夏のおわりのwater story」

今年8月のKyarry Waterstoryさん個展でのライブの動画が届きました。

Le papillon -ちょうちょう-
http://youtu.be/vP3XHfBXj6E
Il pleut sur la grenuille -カエルの上に雨が降る- http://youtu.be/0KtbCfn6xOg

Kyarryさんの写真と私の音、溶け合っています。
いっしょにひとつの世界が作れていたことが動画を見て初めてわかり、うれしくなりました。

Kyarryさんはこの個展の直後に、「写真家 yayoi」さんに名前を変えられました。

するりと脱皮して、より自由に、しなやかに羽ばたき始めたyayoiちゃんのサイトはこちら→


2014年12月7日日曜日

久米貴と仲間たち


久米貴さんのライブに出演いたします。

『久米貴と仲間たち』
12月19日(金)
19:00 start
祖師谷大蔵Cafe MURIWUI 
出演:
久米貴vo. g.
吉田茂生g.
角田健per.
小嶋佐和子vo. g.


久米さんが今年7月に作られた3枚組CD「ハナウタ」は、75曲入り。
いっぺんに聞くと、土砂崩れ的に流されてしまう気がして、しばらくDISC1だけ聴いていました。
今はDISC2をじわじわ鑑賞中。
生活の中で、ついうっかりという感じに、口ずさんでしまいます。

ジャケットのイラストは、トランペッター山本ヤマさんの娘さん、山本ういさん作。
Bossa 51の1枚目「Oh Baby!」のベイビーだったういちゃんは、信じがたいことですが、大学生になられました。
ういちゃんも久米さんの歌が大好きで、カヴァーして歌っておられるとか。
いつか聴ける日が来るのでしょうか。

天才ドラマーつのけんさん。
学生時代、吉祥寺SOMETIMEでカクテルとか運びながら、
すばらしいプレイを口あんぐり開けて見ていました。
あまり考えないようにして、楽しみたいと思います。

なぜだか本格美術系女子、そしてなんといっても本格リズム系男子、をメロメロにする久米さんの世界、
この機会に体感しにいらっしゃいませんか?

2014年11月29日土曜日

トーベ・ヤンソン展


少し前のことですが、トーベ・ヤンソン展に行きました。

習作が多かったですが点数多し。見ごたえありました。

ムーミンの漫画や挿絵が、虫眼鏡で見たくなるくらい小さいことに、ほえー。
えーーー、連載の途中から弟に書かせていた?うーむー。

自画像がたくさんあったのが興味深かったです。
ぎらぎらの目力。
才能、自我、自意識、成功したい欲望・・・などなど。
自分でももてあましていたのかな、とか想像したり。

その中のひとつ、60代の自画像。
芸術作品の創作からは何年も離れていたのだけど、あるとき衝動的に描いたという作品。
パリのオルセー美術館でゴッホの絵を見たときと似た作用を感じました。
絵と私との間の空気がぐにゃっとする感じ。

島の、四方に窓のある、一部屋だけしかない別荘、「夏の家」に憧れます。

「少女ソフィアの夏」が好きです。もちろんムーミンも大好き。

その涙のわ~け~はー♪ 
出口のところの変身コーナーにて。


2014年11月23日日曜日

細胞が喜ぶ

久しぶりの何も用事がない休日。
amazonから届いたCDを聴いています。
伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム「ランデヴー・イン・トーキョー」。

プレイヤーにセットして、スピーカーから流れてくると、
体中の細胞がざわざわと反応し、喜びました。
体に直接響き、沁みていくような音楽。

何も用事のない休日の夕方。
広く深く滋味深い音世界に、温泉のようにじんと浸かっています。

伊藤ゴローさん、先週のヨルタモリに出ておられましたね。
知らなかったのだけど、たまたま予約録画していたので、見ることができました。

タモリさんのパナマ風帽子と低音のささやく歌い方は、アンリ・サルヴァドール風、でしたでしょうか。
普通に、良い音楽家のセッションを見るように惹かれ、楽しみ、
繰り返して観てしまいました。
あ、今日もヨルタモリの日だ。

2014年11月17日月曜日

逢いたくて逢いたくて


画家の黒木さんのお誕生会へ。田園調布めだか空間。
20人くらいの参加者がみな演奏するというにぎやかなパーティ。
いろんなスタイルの音楽。クラシックあり、三線もあり。

音楽をやる人が20人いたら、20人それぞれみんな違う音楽の心があって、
それぞれに光を発するのだなあと、しみじみと思いました。

みなで、音で黒木さんの生誕を祝い、健康を願いました。
初対面の方々と、体を使ってひとつのことをやるのって、他にはない楽しさがあり好きです。

私は、the sleeping beautyの田村みどりさんと即席ユニット結成。
黒木さんのリクエストにお応えして、園まり「逢いたくて逢いたくて」を準備していったのですが、
私たちの少し前に、同じ曲を演奏される方がいらしてびっくり。盛り上がりました。

↓逢いたくて逢いたくてはこんな曲
http://youtu.be/toacQenRmao

園まりさん、オードリー・ヘップバーンのような透明感です。かわいい。


トリは黒木さんとバイオリン田中くんのデュオ。
最後の「しずく」という曲では、客席からの声も合わさって合唱に。
女性たちの細い歌声がひとつになって響く感じ。
リスボンのファドハウスにいるようでした。

黒木さん、お誕生日おめでとうございました。
どうか長生きして、たくさん作品を作ってください。

田園調布の銀杏並木



2014年11月11日火曜日

美味しかわい楽しく、そして笑った。


murmur in the Sodaさん個展記念ライブ終わりました。

会場のサンドイッチ食堂レフェクトワールは、大きな窓と大きな鏡のあるお店。
白くて広々した空間を、楽しく、さりげなく彩るNanaさんの作品たち。


かわいいものは人の心を明るく楽しくする。
美味しいものは人を笑顔にする。
そこに良い音、だけでなく笑いまであったら、もうおなかいっぱい胸いっぱい。
そんな会だったと思います。

murmurと聞いて私がすぐ連想してしまったのは、かつてのレーベルメイトで今もお友達の、
mon murmure(モンミュフミュフ)ちゃん。
Nanaさんの作品のイメージにぴったりだなと思った曲、L'automne de Paris(パリの秋)を歌いました。
スキャットのメロディーがかなりキャッチーです。
ごはん作ってるときとか、よく口ずさみます。

ミュフミュフちゃんのアルバムle bonbon。
久しぶりに聴いたらびっくりするほど今でも新鮮。キラッキラです。→
「一時的に在庫切れ」だからきっとまだ買えますね。

ザ・プーチンズさんは衝撃でした。鷲掴まれました。
無表情なふたりの掛け合いのリズムにだんだんぐいっぐいっと惹き込まれて、
気が付けば隣の人同志みんなで手をつなぎ合っていたという、マジック。
本公演も観たいです。

Nanaさん、ザ・プーチンズさんと。


この日のサンドイッチはたことジャガイモのバジルサンド&生ハムサンド。あ、歯型。サラダもほんとはもっとありました。

見てるだけでしあわせ~。クロワッサンやブリオッシュも美味でした。



モンミュフミュフさんの娘ちゃんから頂いた絵。去年の日仏音楽祭でシャボンを歌う私。


上から3枚の写真は、murmur in the Sodaさんから頂きました。

ありがとうございました。

2014年11月9日日曜日

口笛と揚げ物

どうやらbloggerのトラブルのため、昨日からこのブログが表示できなかったのですが、
復旧しました。よかったです。

口笛が吹けないのび太くん歴40数年。
最近、なかば本気で口笛の練習をしているのですが、
さっきテレビから流れる「口笛ソング」に合わせて吹いていたら、
なんだか、いつもよりも太い音が鳴っているような気が。
そして、最大音域を全2音から全3音に更新しました。イエイ。

晩ご飯にヒレカツを食べたことと何か関係があるのでしょうか。

自作曲「6月のうた」のギター弾き語りで口笛を吹くのが夢です。



2014年11月7日金曜日

Le Derniere Metro

お昼過ぎに全部納品できたので、えいやーと黄金町ジャック&ベティへ。
フランソワ・トリュフォー映画祭。「終電車」。カトリーヌ・ドヌーヴとジュラール・ドパルデュー。

ナチス占領下のパリ。ユダヤ人迫害だけでなく、芝居の脚本に検閲が入ったり、フランスもいろいろたいへんだったんだなということがわかるが、街の人々の様子は軽やかで華やか。シャンパンもポンポン抜いちゃったり。劇場や映画館が、戦争の暗さから逃れようとする人々で溢れかえったというのは本当だろうか。昭和18年頃の日本となんと違うことか。

なんといっても、カトリーヌ・ドヌーヴが美しかったです。髪の凝りに凝った編み込みとかドレスとか宝石とかも含めて、目が釘付けになっていたらあっという間にラスト。ラストは、大がかりな仕掛けにだまされてああ楽しかった―という幸福感と、オチが腑に落ちないもやもや感と。でも、エンターテイメント感もたっぷりあって楽しみました。

トリュフォー、ひとつ見たら、他にもいろいろ見たくなりました。

こんな風に宣伝とライブ後記以外のことをここに書くのはずいぶん久しぶりな気が。
私にとっては怒涛のライブ期間がひとだんらくして、ほっとひと息です。

気が付けば街は早くもクリスマス支度。
日が短くなりましたね。


2014年11月1日土曜日

Concert in Paper Rhythms 終わりました。


先週末、Paper Rhythms展でのコンサートでした。
ご来場ありがとうございました。

古い木造アパートを改装し、素に近い木材だけで作られたギャラリー。
ツリーハウスの中ってこんな感じかもと思いました。
秘密基地っぽいわくわく感。

金子まゆみさんとジェニー・ペリーさんの作品は、ホームページ上の写真で拝見していましたが、
織り込まれ、編み込まれる細かいパーツの連なりのおもしろさに惹かれました。
顕微鏡を覗いてみえる細胞、葉脈のようでもあるし、水面にできる波のようだったり、自然の中にある何か、
お互いにつながりあい作用しあっている形たち。

実物の織物と組紐の作品からは、いろんな温度を感じて、さらに生き物っぽい印象。
そして、織物も組紐も、すごく緻密な数字で構成されていることに驚き、感心しました。

演奏する私は、音の繊維の一本一本を思ってみたり、いつもよりも、細かいところまで集中できたように思います。
だんだん、自分が彼女たちの作品に同化していくような気持ちにもなり、それはうれしいことでした。

この展示会のために作ったインスト曲も、演奏しました。
まゆみさんとジェニーさんのホームページに載っている作品の写真を見て作った曲。
何かしら感想が伝わればいいやという気持ちで、形式とかスタイルとか気にせずに、
ふっと音にするのが、私にとっては新鮮で、楽しかったです。

異業種のアーティストさんの展示の演奏に声をかけてもらうことがぽつぽつある最近。
感想文ミュージックは、機会があれば、ぜひまたやってみたいです。

コンサートにいらしてくださった方からは、
「森林浴してるみたいだった」
「ギターから糸出てるのが見えた」
などなどのお言葉。
想像力豊かな観客を得て幸せです。
ありがとうございました。


金子まゆみさんの作品。


組紐用の「高台」。ジェニーさんが実演してくださいました。

首に巻いているショールは金子まゆみさんの作品です。
演奏後、CDと物々交換しました!

久々の話す英語。ひゃあああ、でした。
練習再開しようと思いました。
まゆみさんとジェニーさんに、またお会いできますように。

金子まゆみさんのサイト
http://bottega-yu.net/

Jennie Parryさんのサイト
http://jennieparry.co.uk/


いちばん上といちばん下の写真は by 山岡加奈さんです。ありがとう!


明日はmurmur in the sodaさん展示で演奏します。
作品とサンドイッチが楽しみです。

2014年10月19日日曜日

おめでとうをありがとう。

トガ母から誕生日プレゼントが届きました。
新潟の梨、「新高」。私の小指のサイズから巨大さが伝わりますでしょうか。

昨日、誕生日でした。43歳になりました。
トガゼンが店から調達してきてくれたロゼのシャンパンで乾杯しました。

大病もせず今年も元気に誕生日を迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

気がつけばとっくに人生の後半戦の渦中。これからますます、山も谷もいろいろあろうとは思うのですが、
よりよいもの、より美しいものに向かって、音楽の力もたくさん借りて、人に助けられて、
亀以下の歩みながら成長してゆきたいです。

こちらは、姉からもらった手編みのくつした。
冬の翻訳仕事の心強い助っ人になってくれそうです。

父と母からは、萩の味詰め合わせセットが届きました。
甘鯛とカレイの干物、味付けモズク、ちりめんじゃこ、山椒ちりめんじゃこ。

私は、誕生日に何が食べたい?と聞かれてアマダイの味噌漬け、と答える子供だったそうです。
3歳か4歳の頃のこと。

ちりめんじゃこは、お醤油をちょっとたらして、ごはんにのせて食べると、
きーんと懐かしい気持ちになります。
昨日はざっくざっくたくさん、ちらし寿司の寿司飯に混ぜて頂きました。

ごちそうさまでした。


来週末、paper rhythmsです。
椅子のお席まだあるようです。ご予約お待ちしております。
http://kojimasawako.blogspot.jp/2014/10/paper-rhythms.html

金子まゆみさんとジェニー・ペリーさん。
サイト上のお二人の作品を拝見した感想文的、感想スケッチ的な小さな曲が、なんとなくまとまりました。
この日演奏するため、練習しています。

まゆみさんには、先週打ち合わせで初めてお会いしましたが、メイルの感じから想像していたとおりの、
すくっと端正なたたずまいの、やさしくて、エネルギッシュな女性。
展示がとても楽しみです。

神楽坂散策とセットで、ぜひ遊びにいらしてください。


2014年10月14日火曜日

レコード屋さん


トガゼンの誕生日プレゼントのハーモニカを買いに楽器屋さんに行った帰り、
同じビルの地下に入っているレコード屋さんへ。
トガゼンがおいでおいでするので行ってみると、あ、棚に私の名前が。

タイトルまだ1枚しかないのに、かなりスローな販売スピードなのに、
なんだか、申し訳ないような気持ち。

タワーレコード横浜店です。
10数年前、Bossa 51でインストアライブをしたときには、HMVだった場所。
売り場のスペースは、HMVのときの半分くらい。それでも広々しています。

西口モアーズからタワーレコードがなくなったときは、びっくりして、
いよいよほんとうにCDを買う人が減っているのねと、寂しい気持ちになったのでしたが。

移転した横浜タワーレコード。平日だというのに、お客さんがけっこうたくさんいて、活気がありました。
売り場のディスプレイもすっきり目で、見せ方が丁寧な感じがするし、
あたたかい気が流れているように思えて、うれしくなりました。

2014年10月13日月曜日

マトリョーシカとサンドイッチ 11/2(日)@原宿Réfectoire


マトリョーシカブランドmurmur in the Sodaさんの個展でのライブにお誘い頂きました。

場所は、パンの名店ル・プチメックが展開するサンドイッチ食堂レフェクトワールです。

ここまででもう、カタカナがたくさんですね(笑)。


murmur in the Sodaさん、9月に作品を拝見する機会があったのですが、
手作りマトリョーシカだけでなく、マトリョーシカをモチーフにしたハンカチなどの小物も、
とてもかわいく、楽しいです。


ライブは、サンドイッチ付きです。
かわいいものと美味しいもの、と、ライブ。

至福の時間になるのではないでしょうか。

イベントにぴったり(たぶん)な曲も、これから仕込み予定です。ふふ。


対バンのザ・プーンチンズが楽しみです。
佐藤沙恵さん、むかーし、ワークショップでテルミンを教わったことがあります。
サイトを拝見したところ、さらに濃いく進化されておられるようで。わっくわっく。

ライブの受付締切は10/29(水)です。ぜひお早めに。

11月2日(日) 17/30 open, 18:00 start
出演:
ザ・プーチンズ小嶋佐和子
料金:2,000 円(絶品サンドイッチ2種&ドリンク付き)
場所:Réfectoire@原宿(明治神宮前駅徒歩3分・原宿徒歩7分)

https://www.facebook.com/refectoire.lepetitmec
↓こちらのフォームよりご予約ください。(10/29(水)受付〆切)
http://goo.gl/bR0XTT
個展詳細については、murmur in the sodaさんブログをご覧ください。
http://urx.nu/cMjH

2014年10月5日日曜日

paper rhythms - 紙糸 その変幻


英国在住のテキスタイル作家金子まゆみさんとJennie Parryさんの展示会期中に、演奏いたします。

日本の伝統文化に由来する素材、技術を発展させ、自由な発想で作品を創作しておられるお二人の
初めてのコラボレーションとなる展示会。
paper rhythms・・・紙のリズム。

せっかく頂いた素敵なご縁、私も音で彼女らの作品に響きたく、
サイトの写真を見て、あれこれ想いを膨らませています。

実物の作品を見れるのが、そしてお二人にお会いするのが、今からとても楽しみです。

コンサートは、予約なしでも入場できますが、
ご予約頂きますと椅子のお席を確保いたします。
床が木で、そのまま腰を下ろしてもいい雰囲気、とのことです。)

2014年10月25日(日)神楽坂 光鱗亭ギャラリー 
時間:18:00 start
出演:小嶋佐和子

参加費:1,000円
ご予約はコチラまでpaper.rhythms@gmail.com

↓展示会は10/21(火)~11/2(日)です。詳細についてはこちらをご覧ください。
http://paperhythms.wordpress.com/exhibition/

コンサートの翌日、26日にはウィーヴィング(織り)のワークショップが開催されます。
そちらも、ご興味ある方はぜひ!


2014年10月1日水曜日

十条リトルコ"nest" ご来場ありがとうございました。


9月28日(日)ライブ@十条リトルコ "nest"、終わりました。
ご来場ありがとうございました。

リトルコ。店主ひらまむつこさんの美意識と物への愛が細部にまで宿る場所。
箱庭サイズの作品の中に、小人になってお邪魔するような気分。

お客さんとの近さは、白楽ノラカフェを更新しました。

お話しするより、近い距離。
目のやりどころに困る、最前列目の前のお二人。がはははは。
それにも、演奏が進むにつれ、お互いにだんだん慣れてくるのが面白いです。

2ndステージでは、ヴァイオリンの田中雄一氏を迎えました。
ああ、同じテンポで、誰かといっしょに音楽を進めるのはなんと楽しいことか。
お客さんの視線が隣に逸れて、ほっと一息。
ヨーロッパ風味になったTonight(それも東よりのヨーロッパ?)、新鮮でした。

この日に間に合わせたくて練習した、久米貴さん「ちぎり」 のカヴァー。
「ワンカップ飲んでます」を私がどうやって歌うのか、心配してくださった方もいらしたようで。
出だしのところ、なんとなく、杉浦日向子さんの漫画の空気感を連想します。
時代とか、全然違うんですが。

「恋はロジカルマジック」では、くるんとしたヘアの天使みたいな男の子、
4歳ちゃんが、だんだんのりのりになり、踊ってくれました。イエーイ。

上の写真は、店主むつこさんから頂きました。
こうして見ると、なかなか「巣」っぽい空間になったのではないでしょうか。
あたたかいお客さんのまなざし。
兄姉鳥に見守られる雛の気分です。



こちらは最前列に座っておられた、画家の黒木さん撮影。近!


手作りモビール。大好き。写真では見えにくいですが、
キッチンにも素敵にぶらさがっています。


アーケードの中にもキンモクセイの香り漂う、
夕暮れの十条商店街。


1st:
Clock / シャボン / Habanera / My uncle and his tiny bag / La Poire / ちぎり / みしなる

2nd:
Le papillon -ちょうちょう- / Melodia / 恋はロジカルマジック / 2匹のクジラ (with Mr. T) / Tonight (with Mr. T) / Boa's book store (with Mr. T) / Il pleut sur la grenuille -カエルの上に雨が降る-

おまけ:
港が見える丘

ありがとうございました。

次のライブは10/25(土)。
英国の二人のテキスタイル作家さんの展示にて、演奏いたします。
詳細は、追ってこのブログでお知らせいたします。



2014年9月28日日曜日

mAAch "RED" one night PARTY!!


フクモリ マーチエキュート神田万世橋店 1周年記念パーティで演奏いたしました。

チャーミングセールの人ごみでごったがえす元町から京浜東北線に乗ったら、着いたのは異国秋葉原。
電器街を抜けると、そこはロンドンテムズ河沿い・・・みたいな。

こんなところです。→http://fuku-mori.jp/manseibashi

来場者はみな赤いものを身につけてくるという、お洒落なパーティ。
ステージから見る客席は、赤い花がぽつりぽつり咲いているようでした。
ドーム状の赤レンガを背景に、小気味よくアクセントのきいた赤。
ぱーっと、楽しい気分に。

共演のYOK.さんも、花みたいな方でした。音楽も、ご本人も。
ループマシンを忙しく操作しながらも花みたいに見えるなんて。
ふわっといい匂いがしてくるようでした。


お店、山形の雑貨や食材など、気になるものいろいろ。
またゆっくり行きたいです。
CD「貝のふた」も並べて頂いております。
CDコーナーのスピーカーが素敵です。行かれたらぜひ見てみてください。

写真は小林さんから頂きました。ありがとうございました。

今日も、京浜東北線の旅です。十条に参ります。

2014年9月22日月曜日

満員御礼

9/28(日)ライブ@十条リトルコ、満席になりましたのでご予約締め切ります。
ありがとうございました。

ご予約くださった方、お会いできるのを楽しみにお待ちしております!

2014年9月21日日曜日

十条リトルコ"nest" もうすぐです。


9/28(日)ライブ@十条リトルコへご予約くださった方、ありがとうございました!
残り1席となっております。⇒満席になりました。(9/22)。
イベントテーマ通り、むぎゅむぎゅと鳥の巣感あふれるライブになりそうです。

ヴァイオリンの田中雄一氏が、飛び入り助っ人出演してくださることになりました。
久しぶりの共演、楽しみです。

ここ最近ずっと歌ってみたかった曲のカヴァーなど織り交ぜつつ、お送りする予定です。
もし間に合えば。
歌いながら大きな渦に巻かれるような心持のする曲。
どきどきしながら、練習しています。

弾き語りソロ。初めての場所。生うた生ギター。
一人小旅シリーズも今回が3回目。

回を重ねるごとに、自分の中に少しずつ変化があるのを感じています。
それも面白がりつつ、本能と直感の窓をできるだけたーくさん開けて、
貴重な時間を味わいたいです。

どんな音空間になるのでしょう。

心のシュバシコウと共に、お会いできるのを楽しみにしております。

"nest" Sawako Kojima Live at リトルコ
9月28 日(日) 
open 18:30  start 19:00
2,000円(1ドリンク付き)

2014年9月19日金曜日

「Habanera」岩村竜太ピアノソロヴァージョン

私のアルバム「貝のふた」に収録されております「Habanera」。
作曲者岩村竜太さんのピアノソロヴァージョンが、"note"で視聴、購入頂けます。
https://note.mu/iwamura/n/na34651f49962

ハバネラ。
歌ものは作らんよといういわむ氏には珍しい歌もの。
私が歌うことを想定して作ってくださった、ようです。
2008年10月のこと。(今、受信トレイを検索しました。)

こんないい曲もらっちゃって、私の残りの人生、もうほとんど許されたーーー!
とそのとき、思ったのでした。


極上美旋律を、リリカルでメローな岩村氏のピアノで、たっぷりとお楽しみくださいませ。

2014年9月5日金曜日

Kyarryさんの写真と窓からのやわらかい光、と音 


関西ひとり小旅2日目は大阪。
Kyarry +さん個展会期中のgallery millibarへ。
「夏の終わりのwater story」

Kyarryさんと、1年ちょっとぶりの再会。
手をぶるぶる降りながら喜び合うふたり。

去年の写真展のときは、モーレツな土砂降りだったのでしたが、
今年は白いカーテン越しのやわらかい光で、部屋がぽわんとしています。

5 water stories。東京写真。
私の知っている東京とはずいぶんと違う、きれいな東京。
こんなにやさしくきれいに撮ってもらえてよかったねー、という気持ちになる、
Kyarryさんの慈悲深い、光と影。
それぞれの写真から、音楽が聞こえてくるようでもありました。

この日も、生ギター生うた。
Kyarryさんの作品を見ながら演奏しました。
部屋との鳴り、お客さんとの鳴りを模索しつつ、
角度を変えたり、いったん閉じこもってみたり、また少しずつ遠くに飛んでみたり。
押したり、引いたり。
いろいろと、これまでにない経験をした、かも。

ソロ、しかも生音のときは、空間とお客さんをよりたくさん感じられる気がするのが、よいです。
はだか一貫。お客さんとの距離が近いし、環境音や部屋の鳴りは、自分ではどうにもできないし、
やる前はすごい緊張することが多いけど、おもしろい。
よい響きが生まれるときはほんとうにうれしくなります。

共演のrepairさん。ピアノとトロンボーンのデュオ。
共演が決まってから彼らのホームページを見て、たちまちに魅了されたのでした。
音楽と絵と言葉で作品を作っておられる二人組です。
オリジナルヴィジュアル付ステージも見てみたいと、すごく思いました。
10月には、東京では初めての展示をされるそうです。楽しみです。

写真家の後姿ってぐっときますね。
repairの谷口さん撮影です(いちばん上のも)

セットリスト:
le papillon -ちょうちょう- / Habanera / Filled with you / Clock / My uncle and his tiny bag / 貝のふた / シャボン / Il pleut sur la grenuille -カエルの上に雨が降る-


ご来場ありがとうございました。

今年もまた素敵な人たちに出会えました。ますます大阪が好きになります☆





Barnshelfで、がしっとつかまれ、連れ帰ってきたポーチ。
この表情、この毛の質感。沸々と笑いがこみあげてくる不思議な魅力が・・・。
Konomi.Asahiさんという方の作品です。
http://konomiasahi.tumblr.com/


2014年9月3日水曜日

ご来場ありがとうございました。(兵庫県三田市Barnshelf)


関西ひとり小旅、三田市Barnshelf、大阪millibar gallery「夏のおわりのwater story」、終わりました。
ご来場ありがとうございました。

一日目。Barnshelf。

実物のお店は、写真で見るよりもずっとずっと、心躍る、そして居心地の良い場所でした。
周りには畑と田んぼ。土のいい匂いがして、緊張が一気に緩みまくり。

広いので、生音が届くか心配しましたが、天井の高さと木の材質に助けられたような気がします。
ほどよくやわらかく、太さもある響き。
だんだんのびのびした気持ちになってきて、演奏の動きがなんだかいつもよりも大きくなっていたような。

ライブの後、お客さんが次々と話かけてくださり、感想を言ってくださったのも、すごくうれしかったです。
大阪でも感じましたが、東京や横浜よりも、お客さんが気軽に話しかけてくださるような気がします。
お土地柄ですね。



お店の入り口に置かれていたゴーヤ。元気いっぱい。おいしそう。

こーーんなに素敵な場所です。本棚はリンゴ箱だそうです。
























店主小前さん、奥様のえりかさんと。

助っ人スタッフ櫻井さんとも。

Barnshelf 店主小前さんのレポート、blogは→コチラ
まあまあ。小前さん、よい眼鏡をお持ちですね。
素敵に書いてくださり、ありがとうございます。
はい。2回目も、いつかぜひ。

セットリスト:
Le papillon - ちょうちょう - / シャボン / My uncle and his tiny bag / Habanera / Il pleut sur la grenuille - カエルの上に雨が降る - / Tonight / Bird of beauty (requested by 小前さん☆) / みしなる / Filled with you


行く前はかなり緊張し、直前まで選曲がなかなか決められず、トガゼンを相手に何回もやり直したり。
実際に行ってみたら、楽しくて、夢中で、あっという間。
帰りの電車を待つ駅のホームで、ああ、終わってしまって寂しいなあとぼんやりしていたら、
パチンコ帰りだというおばあちゃんが話しかけてきてくれて、そのまま次の駅に着くまで楽しくお話し。

ちなみに、演奏の出番を待っている間は、ニラ出荷作業中の小前さんのおばあちゃんと、しゃがんで、おしゃべりしてました!
お話し上手、明るい、べっぴんおばあちゃん。
リラックスして演奏できたのは、おばあちゃんのおかげかな。

場所からも人からも、たくさん力をもらった、あっという間の三田の旅。
ありがとうございました。
またお会いできますように。

そして、大阪編へと続きます。

2014年8月27日水曜日

千畳敷 country kitchen

CD「貝のふた」、山口県長門市country kitchenでのお取り扱いが始まっております。

http://ckitchen.exblog.jp/

長門市は私が生まれ育った萩市のお隣の市です。

千畳敷とcountry kitchenへは数年前、帰省していたときに、幼馴染が連れていってくれました。

標高333メートルに広がる草原。海と空の大パノラマ。強い風。

その同じ年の夏、イングランドの西の果て、コーンウォール地方のランズエンドを訪れたとき、
おおおお、千畳敷みたい!と思ったのでした。ランズエンドには風力発電の白い風車はないけれど。

とはいえ、海の色も空の色も、私には肌に浸みるように懐かしい、まぎれもない山陰の色。
この景色のある場所に、山陰色あふれる(たぶん)「貝のふた」の音が流れるなんて。幸せです。

country kitchenは高台のてっぺんにあるカフェの他、ふもとの方に雑貨屋さんが、
これまた自然の中にすごく素敵にあります。


cafe カントリーキッチンに行ったときの写真。5年前です。はい、すみません。向かって左はトガ氏。




向かって右側の窓が萩方面。青海島が見えます。
その向こうに、萩六島や見島を、この写真には写ってないですが見ることができます。

5年前の撮影 by 亜希ちゃん。ありがとう!

2014年8月24日日曜日

「七針」終わりました。

昼過ぎ、出掛ける時間になって、だんだん空が暗くなり、雷。すぐに雨が強くなってきました。
ふぎゃーーー。麦わら帽子&サンダルをやめて、長靴中心の服に着替え、ギターに合羽を着せて出発。

初めましての七針。
内装からミキサーのラックまで、隅々まで手作りなことにとても感心しました。
防音扉って手作りできるんだ。しかも木で。
元は雀荘だった場所であることなどなど、興味深いお話しあれこれ。

初めての、生ガットをマイクで、のPA。
歌もギターも、マイクから遠目のセッティング。ほどよくお客さんであったまった静かな会場。それほど大きくない音量。
空間の音を感じながら、初めての場所にしては集中できた。かな。

初めましての共演者さん達。

お誘いくださったkyoooさん。
繊細で、澄んだ空気感たっぷりのギターと歌。久米貴さんの「オムソバ」カヴァー。「もし君がいなければアタシ死んじゃうかもね」などのフレーズに悩殺されました。kyoooさんに歌われると、なんと切ない。オリジナルも美しい世界感で、「紅をひく」という曲など、心に響きました。2ndアルバム「屋上から」、とても良いです。
kyoooさんのYoutube動画です→http://www.youtube.com/watch?v=oGYTo4Yfo1w

スローパレードさん。爽やかでハッピーでポップな楽曲&黄金の男女ツインヴォーカル。ギター、鍵盤、ハルモニウム、トロンボーンという編成のサウンドが洒落ていて、楽しかったです。

手ぬぐいさん。アコーディオン、ギター、スチールパンというこれまた楽しい編成。いっしょに歌い出すお客さんもいて、あたたかい雰囲気でした。

私のセットリストです。
Le papillon -ちょうちょう-/Habanera/みしなる/Filled with you/Clock/恋はロジカルマジック/シャボン/Il pleut sur la grenouille -カエルの上に雨が降る-

今週末は関西へ参ります。
雨、降りませんように・・・。