西荻窪のセレクトCDショップ「雨と休日」さんが、アルバム「貝のふた」と私のことをblogで紹介してくださいました。
http://blog.ameto.biz/?eid=1427340
鋭く美しく書いてもらえて、幸せです。
彼(旦那さん?)と喧嘩した
翌朝のテーブルの描写・・・。
そっか。喧嘩ではなく、「シャボン」は、
私にとっては強い喪失、失恋の歌なのですが。
少なくとも、12~13年前に作ったときは、そうでした。
今回のアルバム用にアレンジを作り直すとき、
ひとりblue starsなどの明るい方向のサウンドに夢中になり、
そういえば、喪失、失恋は隅の方にあったような気がします。
そのせいでしょうか。
新作CDは実家の母にも送り聴いてもらったのですが、
「シャボンは復活祭に合わせて作ったん?」と聞かれ、とても驚きました。
(母は熱心なクリスチャンです。)
えーーーーー!なんで?
コーラスの感じからの連想?とても不思議です。
いずれにせよ、好きなように聴いてもらうのが、作り手としての本望です。
どうぞ自由にイメージを膨らませていただけたらと思います。
去年の暮、小津安二郎の「秋刀魚の味」をDVDで観たのですが、
笠智衆さんが洗面台のところで、
「みちこ、シャボン。シャボンないよ。」
と言っておられました。
1962年頃の日本人が、石鹸のことをシャボンと呼んでいたなんて。
じんとした気持ちになりました。
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