2011年5月24日火曜日

Une Chanson Douce

友人カップルの家に夕食に呼ばれに行く。年の離れたカップル、陽庵(ヨーアン)と麗茶視亜(レティシア)。名前の漢字は私が作っためちゃくちゃ当て字である。自分の名前を日本語で書いてくれる?と外国人から頼まれるとき、カタカナよりも漢字を書いてあげた方が喜ばれる。そのときに、「麗」はとてもとても美しいことで、「亜」はモンゴルのような広大な土地を表し・・・とか占い師のようなことを言ってあげると、さらに喜ばれる。一昨年からの短い海外滞在で私が覚えたことといえば、そんなことくらい。

前に遊びに行ったとき、ジュ・テーム、ジュ・テーム・・・目を離した隙に何回も、1時間のうちにも何回もほんとうに言い合っていた、あの熱々さはもうないみたいだけど、相変わらず仲の良いふたり。アンリ・サルヴァドールの曲の発音をレティシアに教えてもらったときからずっとかかりっぱなしだったアルバムの「Une Chanson Douce」という曲が流れて、この曲は子守唄で子供はこの歌を歌うところっと寝てしまうんだ、と目を潤ませるヨーアン。窓の外にはほんのりピンク色が残る夕焼け空が見えて、カモメがときどき鳴いた。カモメは同じトゥール市内にあるトガゼンの家の方では見ないのだけど、北側のロワール川か南側のシエール川、どちらかからやって来るらしい。

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